あれやこれやあって
記事にするのが遅くなりましたがWSJT-X 2.4.0-rc1が出たのでぼちぼちQ65 30Aの50.275に出ています。
まずは概要
Q65クイックスタートガイド英文
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/Q65_Quick_Start.pdf
Q65クイックスタートガイド和文
https://www.qsl.net/ja7ude/wsjt/Q65%20%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%892.pdf
なぜ?僕がQ65に興味を見っているかと言うとMax AP SNR (dB)が-37.4とかと言う問題ではなくJT65やFT8ではFAIのようなフラッター?を伴った伝搬では耳でガンガン聞こえていても全くデコードしてくれないのです。
そのような伝搬でもQ65だとうまくデコードするのではと思っています。
Q65クイックスタートガイドの中では
•Ionospheric scatter on 50 MHz: 30A
• QRP ionospheric scatter on 50 MHz: 120E
• Ionospheric scatter on 144 MHz: 60C
• Troposcatter and rainscatter at 10 GHz: 60D
• Small-dish EME, 10 and 24 GHz: 120E
• Other EME: 50, 144 MHz 60A; 432 MHz 60B; 1296 MHz: 60C; 10 GHz: 60D
Joe Taylor, K1JTさん達がIonospheric scatterと言う表現が僕の思うFAIと同類と思っているかは分からないのですが?
南のスキャッターは割と素直な伝搬なので従来のJT65やFT8でも割合簡単にQSO出来ていましたのでFAIに大いに期待したいところです。
6mがうまくいけば2mも面白いと思いますが2m以上では今のコンデションを把握してQRVしている人が少ないのが残念です。
とにかく、サブモードとサブモードの組み合わせと周波数の組み合わせが多くなるのである程度しぼってQRVしないと有効に活用できないと思っています。
また、同一チャンネルの中は T/R Period (s)の違う物を絶対に混ぜないを守ってほしいものです。
そうでないと、奇数、偶数での住みわけが出来なくなるので強電界の局とのトラブルが多くなりますので注意したいものです。
それでは Ionospheric scatter on 50 MHz: Q65 30A 50.275MHz でお会いしましょう。
田村文史郎 / JA5FNX