六年前にこの記事を書いた時の
貧乏なのよ!技術が無いのよ!RS-232C同時にイッパイ使い隊!
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時代はあまり興味を持ってもらえなかったのですがCPUが早くなったりCAT関連のアプリケーションが増えたのでSDR需要のバーチャル・オーディオ・ケーブルと同じくらいの頻度で使用されるようになりました。
無料のバーチャル・オーディオ・ケーブル
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そのVirtual serial port的なツールもx86時代は無料で何種類かありましたがx64になってからは無料で使えるものは無くなってしまいました。
そこで唯一アマチュアのためにと言う限定でメールで許可をもらったら無料で使えるVirtual serial portツールを作っているのがK5FR Steven P Nanceさんです。
本来は
DDUtil
http://k5fr.com/DDUtilV3wiki/index.php?title=Main_Page
を使うために作られたものだと思いますがメールを出してお願いすれば使用許可が下ります。
VSP Manager (VSPM)
http://k5fr.com/DDUtilV3wiki/index.php?title=VSP_Manager
今の段階では有料で機能が多いVSPEかK5FRさんへメールでお願いのVSPMの二つ位しか無いような感じです。
そこで両方のツールをペアの仮想ポートを作ってボーレートエミュレーションなしという設定でインストールして
スループット的なものを計ってみました。
ペアの両端には秀ターム・エボリューションと言うターミナルソフトを115200bpsで接続して懐かしいZMODEMでVirtualBox-5.0.20-106931-Win.exeと言う容量113110496Bのファイルを転送してみました。
この計測結果がどういう違いを生むのかは全くわかりませんが違いがあるということがわかりました。
各計測は時間系列の通りにインストールとアンインストールを繰り返して計測しました。
各ツールは今日の段階で最新のものを使用しました。
CPU P5Q Q8400
OS Windows 10 PRO
メモリー8GB
VSP Manager 一回目
VirtualBox-5.0.20-106931-Win.exe 113110496B Up 2016.11.07(月) 15:37 (シリアルポートに接続) ZMODEM 425223Byte/秒
VIRTUAL SERIAL PORTS EMULATOR (VSPE) 一回目
VirtualBox-5.0.20-106931-Win.exe 113110496B Up 2016.11.07(月) 15:58 (シリアルポートに接続) ZMODEM 1450121Byte/秒
VSP Manager 二回目
VirtualBox-5.0.20-106931-Win.exe 113110496B Up 2016.11.07(月) 16:10 (シリアルポートに接続) ZMODEM 411307Byte/秒
VIRTUAL SERIAL PORTS EMULATOR (VSPE) 二回目
VirtualBox-5.0.20-106931-Win.exe 113110496B Up 2016.11.07(月) 16:34 (シリアルポートに接続) ZMODEM 1740145Byte/秒
田村文史郎/JA5FNX