NHK-TVを使った「貧乏なのよ!受信周波数校正法」

少し前
 スペクトランと気合で「貧乏なのよ!受信周波数校正法」
 https://以前のサイト/modules/weblog/index.php?user_id=0&cat_id=9
 を書きました。
 良い機械や高精度な測定器を持っている方は別としてOCXOレベルの100万のIC-7800位の機械では、たかが2mで1Hzの精度も出ません。

 「貧乏なのよ!」でも、もっと精度をと言う事で考えた「貧乏なのよ!受信周波数校正法」ですが、これを活かす為にはなるべく高い周波数で周波数精度の良い電波を見つける事です。

 実験当初よりおもっていましたが当地八幡浜市で唯一受信できるNHK本局(県の中の)であるNHK大分3CH総合テレビジョンの映像搬送波103.26000MHzの送信周波数精度が良いと感じていました。

 他にOBS大分放送の本局やサテライト局は非常に周波数精度が悪いものでした。

 サテライト局はまだしも・・・・・
 OBS大分放送の本局位は高精度であって欲しかったのですが・・・・
 非常に高価な宣伝費を取っているくせに・・・・・

 何時見ても中々ねっと言う精度で発射されているのであまり期待せずホームページから「周波数精度にかんする問い合わせ」をしてみました。

嬉しい電話とメールがすぐ!来ました。びっくり!電話!ビックリ!

NHK大分 総合テレビジョン
 チャンネル 3CH
 映像搬送波
 音声周波数
 カラーサブキャリア
 (NHK大分から送出しているローカル番組の場合)
 これらの周波数を一元管理しているのはなんと!
 「ルビジウム発振器」素晴らしい。

「ルビジウム発振器 安定度データ

 長期 <2×10*-11/月
 短期 <1×10*-11/月(1秒)
    <3×10*-12/月(10秒)
    <1×10*-12/月(100秒)

ご注意(カラーサブキャリア)
 ローカル番組以外のNHK東京等からの送出番組のカラーサブキャリアについては2年-3年以前はアナログ中継回線で「NHK東京からの送出番組」時は高精度なカラーサブキャリアになっていましたがディジタル中継回線になって「ローカル番組以外」の番組では中継回線において新たなカラーサブキャリアが注入されるそうで「NHK大分から送出しているローカル番組の場合」のカラーサブキャリアよりもかなり精度が低下するので気をつけて使ってくださいとの事でした。
 この場合の精度低下はどれ位か?との質問には他社設備なので今はわからないとの事でした。

 ここは結構重要な点ですね。
 東京送りは精度が良いと思っている人が多いでしょう。

 皆さまも是非お近くのNHK本局の電波を使って「貧乏なのよ!受信周波数校正法」をお楽しみください。

 すばらしいですょ!
 
スペシャルサンクス!

 大変親切にしていただいた。
 NHK大分放送局 技術部の皆さまに感謝いたします。

ではまた

14.050MHzもHAMのバンドです。

ふと14を聞いたら14.260MHzでは無く
 14.050MHzで中国音楽のAM変調の電波が出ています。
 しかし、あれはいったいなんゃねん?

 何でもあり?良いのかな?何と無く無性に腹が立つ!
 
 de JA5FNX