報告:Project BIG-DISH 2007

http://www.8n1eme.jp/ より

みなさま、こんにちは

Project BIG-DISH 2007 の JA5FNX田村です。

今回は沢山の皆様方に協力していただきに大変喜んでいると同時に非常に心強
く思っております。大変ありがとうございます。プロジェクトチーム全員感謝
いたしております。

JA5FNX田村は月の位置計算の確認・Webサイトの構築・Webサイト
のアップデート・見学会募集・連絡システムの管理と言ったことを行っており
ます。

オフィシャルページ
http://www.8n1eme.jp/

JARLページ
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/bigdish-project.htm

他のメンバー全員FNX以上に忙しい思いをしております。このFNXでさえ
生まれて初めてこんなに長い期間仕事をしたと思っております。
(しかし、これから本番です。)

さて、移動局免許が2月1日付けで発給され移動局の免許が発給された後大変
アクティブに8N1EME/1は運用しております。地元のクラブであるエン
ガイクラブ・日立クラブによって160m~70cmの周波数のSSB CW
 FMの各モードで運用されています。

残念ながら移動運用ではEME以外の伝播でのQSOとなっています。諸外国
ではポータブルでもEMEを運用するのが当たり前の時代なので問い合わせが
多数ありましたが通常の伝播のみでの運用になっています。衛星通信等も時間
が許せば運用してほしいと思っておりますがまだ未定です。

2月11日/12日はケーブルの設営・HFのアンテナの設置運用が行われまし
た、今回EME通信実験が行われるKDDI茨城衛星通信センターは厳重なセキュ
リティ警備がされておりますのでProject BIG-DISH 2007のメンバーであっても
自由に出入りは出来ませんし設営工事の為にに毎日入ることも出来ません。

実験のメインであるEME通信実験に用いる32mディッシュIBA-4アン
テナに2m(Loop)・70cm(Loop)・23cm(2mパラボラ)
の各フィード(給電用アンテナ)を付ける必要があります。各フィードは全て
アマチュアの自作です。(5GHzのフィードはIBA-4の5GHz専用フ
ィードをおかりします。また、他のバンドとの同時設/置同時使用は出来ませ
ん)

このフィード設営工事もIBA-4はまだ現役でこれからも使われるアンテナ
ですので破損事故や何分にも大きいお椀ですので人災事故を絶対におこしては
いけませんのでそれ専門の工事業者様に行っていただく関係上、莫大な費用が
かかります。

http://8n1eme.jp/modules/myalbum/
http://8n1eme.jp/modules/myalbum/viewcat.php?cid=5

費用、お借りできる日数の関係上、取り付け・調整の日日は1日しか無いので
す。一回勝負と言ったら聞こえが悪いのですが事実です。

費用の殆どは重機やトビの方への費用ですが100万円以上の費用が掛かりそ
うです。無線機・部品・フィード・サイト構築等の費用の殆どはメンバーのカ
ンパで行なっています。しかし、メンバーだけのカンパでは全てをまかなえそ
うもありません。

と言う事で「Project BIG-DISH 2007」では皆さまからのカンパをお願いするた
めのカンパ口座を作りました。

皆さま、ぜひ、下記の口座へカンパをお願いいたします。

口座の名義は
「Project BIG-DISH 2007」事務局
JM1GSH 根本浩次 (ねもと こうじ) さんになっています。

銀行口座
 茨城銀行 多賀(たが)支店  店番号122
 普通   3518802
 名義   根本 浩次 (ねもと こうじ)

郵便振替
 記号番号 00110-6-372955
 加入者名 プロジェクトビッグディッシュ  代表 根本浩次
      単純に プロジェクトビッグディッシュ でもokだそうです。

また、世界の知恵を使って全てのアンテナのシュミレーションは行っています
が実際には動かしていないアンテナです。プロジェクトメンバー全員成功を祈
っています。

お蔭様で2月14日には2m/70cm/23cm 各500Wの予備免許が
発行されました。各フィードを取り付ける2月17日には500Wの出力で試
験電波の発射が出来ます。メンバー全員非常に喜んでいます。

このプロジェクトの最終的な目的であるIBA-4本来の性能である5GHz
利得63.84dBiのアンテナと500W FMでの月面反射実験の為の予備免許並
びに本免許を早くいただきたいとメンバー一同思っています。

5GHz以外のバンドではパラボラに完全にマッチしたフィードでは無い為少
々効率が悪い物の予定通り動作すれば小さいアンテナでも十分受信出来るので
は無いかと思っています。最小のシステムと言う事になるとWSJTでの運用
が良いと思っています。

最後に小さなアンテナで受信やQSOが出来そうかを計算したものを書いて
おきます。

アナウンス
http://8n1eme.jp/modules/tinyd4/

運用予定
http://8n1eme.jp/modules/news/

リアルタイム情報(携帯・パソコン両用)
http://8n1eme.jp/chat/

前日までの運用
http://8n1eme.jp/modules/weblog/

Project BIG-DISH 2007メンバー一同 成功を祈っています。
皆様も最後まで暖かい声援とコールをお送りください。乱文お許しください。
皆様に感謝いたします。

EMECalc ウインドウズ版
http://www.ve1alq.com/downloads/software/vk3um.htm

下記は受信帯域幅2500HzでEMECalcを使って計算した値です。
(WSJTのS/Nも2500Hzで計算した値です。)

IBA-4 500W 32mパラボラ
周波数 144 432 1,296 5,600
利 得 28.44 34.35 47.53 63.84

相手局 144 432 50W / 1296 10W / 5600 1W
144 9エレシングル :14.2dBi
432 13エレシングル :16.8dBi
1200 18エレシングル:19dBi
5600 1mパラボラ: 33.1dBi

相手局での8N1EMEのS/N
144 -12.2dB
432 -9.9dB
1200 -3.9dB
5600 10.8dB

8N1EMEでの相手局のS/N
144 -21.7dB
432 -18.7dB
1200 -19.6dB
5600 -15.6dB

WSJTに表示されるS/Nを実際にQSOされたデータを元に調べたところ
-31dBの記録はあるようです。-31は・・・・・としても、-28dB
~ー29dB多くあるようです。

と言うことは計算で求まった値が最良で-31dBよりS/Nが良ければQSO
できる可能性があると言うことです。1200MHz/5600MHzでは電話
でも十分可能性があります。

皆さま、ぜひ、下記の口座へカンパをお願いいたします。

最後にカンパ口座のご案内をもう一度!

口座名義は
「Project BIG-DISH 2007」事務局
JM1GSH 根本浩次 (ねもと こうじ) さんになっています。

銀行口座
 茨城銀行 多賀(たが)支店  店番号122
 普通   3518802
 名義   根本 浩次 (ねもと こうじ)

郵便振替
 記号番号 00110-6-372955
 加入者名 プロジェクトビッグディッシュ  代表 根本浩次
      単純に プロジェクトビッグディッシュ でもokだそうです。

沢山のカンパをお願いいたします。
2007年2月17日
                     「Project BIG-DISH 2007」
                     代 表 渡辺三千明 (JH1KRC)
                     事務局 根本浩次  (JM1GSH)
                         田村文史郎(JA5FNX)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です