Project BIG-DISH 2007のJA5FNX田村です。
こんにちは
昨夜の結果をプロジェクトマネージャであるJH1KRC渡辺からのメールを
転送いたします。
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渡辺です。5.6Gのセットアップと免許取得が終了して、そのまま
夜からエコーテストをすることになりました。
3月6日午後9時前に弱いながらもはっきりとしたエコーを聴取しました。
IBA-4で受信するバンドはいずれも静かで、一瞬受信機が
故障しているか、と疑います。
トラッキングは月の出から1時間は0.0何度かずれやすいのですが、
そのためか、やはり受信機の感度が低いのか、あるいは本来の
ゲインが少ないのかもしれませんが、他のバンドできこえたような
強力な信号ではないのでした。
受信機(トランスバータ)やLNA、リレーを点検しましたが、特に
故障ではないのではないか、と思われました。とりあえず持ち帰って
点検することにしました。
すでに時間が遅くなっていたので10時過ぎに終了としました。
送信出力は400Wくらいでやっていましたが、500Wは楽にでます。
受信時、TWTの高圧は切らないので、そのためのノイズが受信ポート
に入ります。今回は毎度高圧を手動でOFFしましたが、次回は導波管
スイッチを使用して、送信側をアンテナ回路から切ることにします。
自分のエコーに、水晶発振のQRHが目立ちました。
IBA-4で聞くトーンはピュアでした。
半値角0.15度くらいのアンテナを正確に月に向けるのは、大変かも
しれません。(精度0.02度の自動追尾ですが。)
JH1KRC