こんにちは
八幡浜のJA5FNX田村です。
今日おきてメールを見たらとんでもないメールが来ていたので紹介します。
メールの主もA氏もFNXの親友です。何か怪しいものが出回っていましたら。
JA5FNXまでお知らせ下さい。
友達からのメールから
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なんでも、「流行っているから・・・」という理由でそのまま許されるものではないだろう。
このところの金属価格の高騰で、栃木県内でも金属材料目的の窃盗が多発しているらしいが、地元警察もローカル新聞も「またか・・」といった風で全然興味を示さない。
いっこうに窃盗犯罪に対する取り締まりの強化も、世の中の風潮を是正しようとする動きも全くおこなわれていないのだ。
6月上旬(推定)、那須塩原市内の無線局から大量の特殊電線が盗まれた。アマチュア無線家A氏が数年前に友人の業者が処分に困ったものを引き取り、無線局の敷地内に保管していたものだ。
手口は計画的なもので、少なくとも数名で全部で5巻もあった直径2m近い電線ドラムを物陰に移動、そこでドラムを解体した。
大型カッターを使って太い電線をブツ切りにして持ち去った形跡があった。この作業だけでも、数時間はかかっただろう、とA氏は語る。
もちろん警察にはすぐに被害届をだして地元の新聞社にも連絡したが、前述のように、「あまり乗り気がみられなかった」と、残念がる。というのも、盗まれたのは通信用の太い同軸ケーブル3種類(写真)で、太いものは外径50ミリもある。
元々は米軍の放出品だとのことで日本では特殊な用途にしか用いられない珍しいものであり、構造も特徴的なので、たとえ分解されて細切れになっていても、知識のあるひとがみればひと目でわかるものだからだ。
現代警察捜査の基本といえる『物証』がここにあるのに、警察の腰は重い。
「警察が本気で窃盗犯を捜すのであれば簡単に足がつくはずなのに! もし私が警察なら3日で捜し当てて見せるのに・・・、仕事があるからね。」と、A氏は悔しさを隠せない。
これは大切に保管していた電線が惜しいことのみならず、前述のような、世の中の不正を放置する風潮にも腹を立てているからだ。
もしこれが外国人の関与する窃盗であるなら、「日本がバカにされている証拠だ」ともA氏は語る。
「こうなったら自分で犯人を探して警察に通報するしかない」、とA氏は考えており、犯人検挙に結びつく有力情報を提供してくれた方には10万円の謝礼を出すという。
なにか気が付いたことがあればぜひ連絡してほしい、と言っている。
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同軸ケーブル型番、社名
盗難されたうち2種類のケーブル
切断された断端
ケーブルを切って取り去ったドラムの残骸
電線ドラムの残骸