テレビのアナログ放送が終わりました。

 まぁテレビが見えなくなるわけでもなくあまり大きな事件ではありませんが僕とアナログテレビ放送は言うに言えない40年余りでした。

 僕は「JA5FNX」と言うアマチュア無線局を開設しています。
 無線局というのは電波を発射するわけです。

 電波を発射するとテレビ受像機に妨害を与えてしまう事が良くあります。

 それは、発射している電波に不要な電波が含まれている場合とテレビ受像機が正常なアマチュア無線局の電波を不要な電波と間違えて受信している画像や音を乱れさせる事があります。

 まぁ約40年あまりの間テレビと戦ってきたという感じがしています。

 もちろん、無線機やアンテナの不良でテレビに妨害を与える事もありますが平均すると半分半分位の確率でテレビ受像機自信がテレビ放送の周波数以外の電波を受信してしまって自分自身で画面の乱れや音の乱れを作り出しているという事が多くありました。

 テレビを作っているのはプロフェッショナルで電波を出しているのは素人無線局というのもあって非常に難しい問題を含んでいます。

 と言う事で電波を出すときはいつもテレビ受像機を気にしながらと言うのを40年以上続けてきたと言っても言い過ぎではありません。

 デジタル放送の時代になって少しでも電波障害が減少してくれる事を願います。

電波障害の対策で僕の電子技術の腕を上げてくれたテレビアナログ放送に感謝!

JA5FNX/田村文史郎

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