以前このブログで
Virtual Audio Cable(VAC)
http://software.muzychenko.net/eng/vac.htm
を紹介しました。
もちろん、今でも、大活躍をしています。
遠隔操作オペレーションでも活躍していますがSDR受信機の受信信号をデジタル復調のソフトウェアに入力したいというシーンが増えてきましたので以前よりもさらに活躍の機会が多くなりました。
VACはとても良いソフトですが一本のケーブルしか使わない人には高機能なうえに有料のシェアウエア-なのが玉に瑕です。
VACのお値段
https://secure.avangate.com/order/product.php?PRODS=1943611&QTY=1&LANG=en
今まではWindows7のx64で使えるフリーウェアが無かったのですが「NETDUETTO β」と言うフリーウェアが「ヤマハ」から提供されました。
提供されましたといっても「バーチャル・オーディオ・ケーブル」が主体のアプリケーションではありません。
主体は
「NETDUETTO β を使えばお手軽な設定でインターネット越しに音楽セッションやカラオケのデュエットなどを行うことができます。ただし NETDUETTO β はノーサポートのアプリケーションソフトです。ヤマハ株式会社や楽器店等で、本ソフトウェアに関するご質問やお問い合わせにはお答えしかねます。」
と言うアプリケーションです。
「バーチャル・オーディオ・ケーブル」の機能は二次的に発生した物と言う事になります。
ですので、「ヤマハ」様にはとても失礼なのですがインストールはすべて必要なのですがここで使う物としては本体のアプリケーションはまったく使わないと言う事になります。
NETDUETTO β
http://www.y2lab.com/project/netduetto/
NETDUETTO βダウンロード
http://www.y2lab.com/project/netduetto/download.html
NETDUETTO βインストールマニュアル
http://www.y2lab.com/project/netduetto/install-manual.html
上記からダウンロードを行いインストールを行います。
使い方は非常に簡単です。
例えば、
SDR受信機の音声出力デバイスに「Yamaha NETDUETTO」を選択します。
SDR受信機の音声出力をつなぎたいアプリケーション
例えば、
「KG-ACARS」へ入力したいとすれば「録音先設定」で「Yamaha NETDUETTO」を選択します。
KG-ACARS
http://www2.plala.or.jp/hikokibiyori/soft/kgacars/index.html
上記の設定をすることにより「メタルケーブル」使わずにパソコン内部でオーディオデバイスの入出力をつなぐことが出来ます。
もっと複雑な接続をしたり、ケーブルの本数が多く必要な場合はVACを買って使ってください。
JA5FNX/田村文史郎