はや二十年。

この八幡浜でも

 ずずずーーんといったかんじの音がして大きく揺れた。

 神戸にいたあやちゃんとの連絡が何日も取れずとても心配だった。

 避難所の赤ちゃんへあげるミルクを作るお湯がなく困ったらしい。

 車のバッテリーと電球でどうにかならないのかと無性に思った。

 連絡する方法さえなかった。

 愛媛新聞八幡浜支社長武知さんにも話したが良い方法はなかった。

 アマチュア無線で非常通信とよく言うけど特に短波でのキー局は並の局ではスムースには出来ないと言う事を良くアマチュア局自身が理解して欲しい。

 手伝えば良いという物ではない。

 強力な電波、優れた耳、適切な判断力、これらの能力があるのはトップコンテスターかトップDXサーだろう。

 悲しき、阪神でも東日本でも誰一人としてトップと呼ばれる人の声は耳にしなかった。

 昔の新潟の時に活躍したJA1AEA鈴木さんのような「トップ」の活躍はなかった。

 冬場はスキップが多いので各地のトップが手伝って欲しい。

 東日本の時はスキップして鹿児島か沖縄の/6の1の若者が手伝ってくれたんだけど横からDXサー気取りの局が「この局に出来るのか?」とわめくし。

 スキップして沖縄からだと東日本とのパスの時間がが長いと思ったのでやってもらった。

 誰もいないよりは良いかもしれないが練習をしなくても使えるトップは沢山いる。

 是非手伝って欲しい「トップ」なお方。僕もトップを目指せ。

 田村文史郎/JA5FNX

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