HEMT PREAMP / Turn / MISC

97/06/25 00:00:00 JA5FNX ja-eme@bun.dokidoki.ne.jp
PREAMPの調整 / MISC
またまた、プリアンプにこだわる八幡浜の田村です。皆さん元気ですか!さて、CQとかモービルハムにプリアンプの話題がいっぱい出ていますね。全部間違いだとは言わないですが?やや、危険です。。また!ちょいと初歩を書きます。アンテナからプリアンプまでのケーブルの長さ?アンテナからプリアンプまでのケーブルの長さを何センチにしなさいとか?何センチが良いとか何分の何ラムダがよいとか・・・書いてありますが?アンテナのインピーダンス(安易な言い方ですが・・)をそのまま、導きたい場合、1/2ラムダの1・2・3・4・5・・・・倍にすると言うのはわからないでもないですが・・・・・・・・しかし、そう簡単ではありません。もし、アンテナが純抵抗と同じならば、ケーブルの長さをあわせることは、意味がありませんし。。。。純抵抗じゃ無いから、ケーブル長を気にしてるわけですから・・・・条件によりますが・・・アンテナが一定の50オーム純抵抗じゃ無い以上、ケーブル長や短縮率を調べてみた所で何をやっているかわからない状態になります。要するにケーブルを何センチにしたから、何オーム+-何とかjになるわけではないということです。一般的な方法としては、NFメーターにつながったノイズソースをプリアンプの入力につなぎNFを最小に調整を行い。もしやれれば、それを、アンテナマストに取り付けた状態で、ノイズを受け、CとLを再調整して仕上げを行うのですがアンテナによっては、ノイズソースの状態とはとんでもなくずれる可能性もあります。また、それで出来た調整が正しいかどうかを調べる方法はサンノイズ/コールドスカイの比で行うのが一般的ですが、AGCとか、測定レベル・太陽活動によって、測定結果に誤差が生じますので注意が必要です。今行った方法は信号源インピーダンスを固定してプリアンプを補正したわけですが・・・・・逆に見かけ上のアンテナインピーダンス?を変化させて、プリアンプのNF最小点に調整することも出来るでしょう。その方法としては、アンテナからプリアンプまでのケーブルの長さを1千分の一ラムダ位ずつ長さを変えて調整?/長さが伸縮する同軸ケーブルを使う?/部分的なインピーダンスが変わる同軸?スラグ?を使う、それらを使って調整を行うことは出来るでしょう、挿入ロスが気になりますが・・・・・いずれにしても、アンテナにマウントした状態でやらないと意味が無いですので測定誤差が出たり気が遠くなるほどの時間がかかる感じです。本来は、リモコンでプリアンプのLCを操作できれば良いのですが・・・・出来そうで出来無いですね。。。。さて、うまく出来るか出来ないかは別にして本来は、アンテナ自体を低SWRに調整をして、1/2ラムダの1・2・3・4・5・・・・倍のケーブルで、安定度の良いプリアンプにつなぎ、そして、できれば・・・・プリアンプのLCを少し再調整くらいで仕上げたいですねアンテナからプリアンプまでのケーブルの長さを何何センチにしたらうまくいくと言うことは絶対にありません。安定度の良いプリアンプとは?安定度も色々ありますが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕の独断と偏見ですが・・・安定度の良いプリアンプとは、NFメーターで測定中にふたの開け閉めでNFが変化しない/トリマー等の調整をする再に右回り、左回り対称であること/入出力ケーブルの長さが少し変化しても、NFやゲインが大きく変化しないこと/プリアンプのケースを手で触ってもNFやゲインが大きく変化しないこと等です。最後に!最近、自分の設備のスペックが把握できていない。局が多い感じがします。聞こえない!!聞こえない!!こんな場合!アンテナが小さいから聞こえない?プリアンプまでの線でロスしてる?プリアンプのNFが悪い?プリアンプから受信機まででロスしてた?もっと!多いのは本人の耳の鍛え方がたらなかった?てなぐあいです。ではまた。
97/05/07 00:00:00 JA5FNX ja-eme@bun.dokidoki.ne.jp
HEMT PREAMP / MISC
八幡浜の田村です。みなさんこんにちは!新しい石でプリアンプを作っておられるようですね。FBです。僕も、プリアンプをごぞごぞとした結果をまとめないといけないなーと思いつつまとめていません。。10GHzでFBな石HEMTをローバンドで使うときに僕がやっていることを少し書きます。ドレイン・ソース間電圧 0.7V~1.2V位 !?10GHzの動作例を規格表などで見ると3Vあたりが多いでしょうか?しかし、430MHzとか1200MHzで、動作例通りの電圧をかけると、なぜか?失敗します。低い周波数で規定通りの電圧では、利得が大きくなり発振しやすいというのは、わからないでもないですが・・・・電圧を下げて、ゲインを下げてといっても、20dbくらいは取れます。430MHz・・・1200MHzの一段アンプでの利得何db利得があるか?も面白いテーマです。僕の感じでは、通常のプリアンプケース?(パッケージ)(マキ)の場合そして、負荷条件をあまり気にしないで使えるのは、20db以下ではないでしょうか?ゲインを上げようと思えばいくらでもあがります。しかし、、、、安定度が・・・・・・・・・・・・・・・・・また、20dbの単体アンプをアイソレータを通して二段にした場合には40db取れる可能性?は高いですが、同じ構造のケースに20dbのアンプを二段に組んでゲインが40dbでて、安定に動くかどうかはわかりません。そのデザインで、そのケースで、何db出るかがほぼ決まっており、単純にケースを伸ばして、二段にしても安定には働かないということです。マッチング?通常プリアンプは、NFマッチングをとるのがあたりまえかも知れませんNFを重視するのであればそうでしょう。。しかし、高い周波数で利得のある石を低い周波数で使用する場合、入力側は、NFマッチングを行って出力側はパワーマッチングを行ったほうが安定度・NFの兼ね合いで良いと思います。パワーマッチングといっても、広い帯域でピーク・ディップの少ない・同調回路・・・で。。つなぐ感じです・・・・できない!ロスがありますが・・・・ドレインの負荷に100~200の抵抗ダイレクトと言うのも良くやります。。。安定です。。。。 抵抗の外へ線を巻いてRFCにしたら話が難しくなります。。。。HEMTはFMAXが高いので、RFCがわりの抵抗のリードも長くしてはいけません。。。変な周波数でどかどか。。。。発振します。。。。自己発振かパラスティックかわかりませんが・・・スペアナがあると楽ですね。。。。本来、マッチングとフィルタは分けて考えるものですが。。なかなかそうも行きません。。各ドレインの負荷は、純抵抗でターミネーションして、同調回路3段で作った1200MHzのプリアンプをLUZが使っていますが・・・再現性が高いものです。。FMAXの高いHEMTのドレイン負荷を同調回路にすると、色々なことが起こります。一段アンプの場合は、ドレイン負荷の同調回路の後に純抵抗らしきケーブルをとおっていきますので、まだ楽ですが。。。。。通常の二段アンプの場合は、ドレイン負荷の同調回路の後へ又同調回路がきて、ゲートに入って、それをNFマッチさせようとするので一段と安定度が悪くなります。通常の二段アンプは調整が難しいというわれるのはそこにあると思います。やたらに、NFの話ではなくて、安定度・発振の話をしました。それは、安定度が良くないとアンテナにマウントしたときの安定した良いNFは得られないと思っています。できれば、最低限・・・・ふたの開け閉めとか、コネクタの操作などでブジュブジュとかピュピュとか言わないようにしたいです。贅沢言えば、、アンテナ入力開放とかでも!!またまた。ぱんぱなぶんをかきました。。ではまた。

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