購読しているMLに今時珍しい実験大好きのOMがおられます。
つい、いらぬことを書いてメールしました。
お元気ですか?いつも読んでいます。僕の思いを少し書きます。一アマチ
ュア無線家のど素人の意見ですし用語や理論が間違ってかもしれません。
思いつきで書きますので順番がいい加減ですがご勘弁を理解されているこ
とも書くかもすみません。
NF?安定度?
これは最初は理解できませんでした。
FNXのプリアンプとの戦いはいい加減なノイズソースとミリバルでした。
最初はいい加減も判りませんでしたがね。安定度の良いアンプが出来てそ
して最後にNFを計るという感じです。
測定器
それくらい安定度は大事です。安定度と言うと測定しているアンプの安定
度を思うと思いますが先ずは測定器の安定度をいろいろな角度からチェッ
クします。XXXさんたちは良い測定器を持っておられますのでFNXと
は違うと思いますがアマチュアの測定器は測定器に測定器がいるような物
がありますし測定器が無い場合もあります。これは作ると言う事ですね。
いずれにしてもどっから見ても、大丈夫と言う事が必要です。(これは結
構技術がいります。)
プリアンプ以外の増幅器
NF計を手にした最初のころのプリアンプのNF云々を言い出していると
きは思考が超シャープになっているので気が回らないのですが測定してい
るプリアンプの利得をプラスし、さらにマージンのゲインをプラスした状
態で周辺のポストアンプ・コンバータがチャント安定して動くか?これが
結構大変でした。昔低い周波数ではBNCが良く測定系に使われましたが
このBNCたるもの不安定要素の親分でした。アース側の接触と言うか接
触部分にL分を持つようですが安定度の悪いアンプ・コンバータだとこれ
が一段と悪い安定度に拍車をかけます。ループゲインを30dB位足した
状態で、入力開放から短絡まで安定に動くかをチェックする必要がありま
す。ケーブルの長さを変えても利得が安定している。入力開放から短絡で
レベル計の振れが変わらない。気温等で変わらない。NFは温度だから温
度が変わって当然と言う人もいましたがNF1dBオーダーのNFでは人
間が生きている温度では関係ないです。それだったらクーラーを入れると
地球の裏側が聞こえますね。
プリアンプの安定度
ゲインが小さくNFだけが見かけ上でよくなることがある?
単なる安定度不足による発振で測定器の誤表示です。
ノイズソースの反射係数の変化
安定度の悪い増幅器はわずかな変化で状態が変化してノイズオンでゲイン
が大きくなりノイズオフでゲインが小さくなると素晴らしくNFは小さく
測定されます。
NFはいくつになればいいの?
これは、立場で変わると思っています。それは使う人と作る人と進める人
です。
作る人
デバイスの規格があるものはそれを目指すでしょうし、無いものはこれ位
は下がるだろうと予想して作ります。簡単な例ではBSのデバイスを43
0や1.2で初めて使った時こりゃいかんはとあきらめた人が大きいたと
いもいます。そして、ドレイン電圧を思いっきり下げると素晴らしい性能
が出ると言うのを見つけましたがこれは良い例でしょう。必要・不必要は
関係なく追求こそ技術者でしょう。
進める人
何メガですか?アンテナ何ですか?同軸は?地上波?EME?ってね。
地上波はNF3dBでOKって、なるほど・・・・・・・・・・・ね。
高利得のアンテナを10度仰角を付けるとどうなるでしょうね。
使う人
人間は出来るだけよいものを使いたいものです。必要以上の性能を持ちた
いものです。特にお金持ちは。影でささやかれてもね。。。でもでもでも
良い機械を使って悪いことは一つも無いですね。これも事実です。技術も
何も無くても凄く発展をとげたバンド・グループがありますがある意味で
良いと思うし素晴らしいことです。プリアンプを二段にすると混変調が多
くなるからダメってOMが言うのだけど・・・・・でもでも二段にすると
良く聞こえるの・・・・・これってどうでしょう。
最後に
高い周波数の場合、簡単にホーンアンテナ等が作れます。それを受信機に
繋いで何も無いお空、地面、おまけに太陽、それぞれの雑音を測定してみ
てください。下手なノイズソースより安定した状態が作れます。
ではまた