2011年3月11日

 2011年3月11日、東北関東にとんでも無い地震津波原発事故が起こった。

 僕は14時30分くらいから「電気・電子・論理回路」の師匠であるJA4PC高原先生とSkypeで話していた。

 たしか、15:30位だったか?高原先生に何かとんでも無いことが起こっているみたいと伝えSkypeを終わってTVとTwitterと40mを受信の後Twitterで海外の友達向けに英文ニュースのアドレスをツイートした。

 ちょうどその日は兄貴の検査結果が出る日で兄貴夫婦は松山へ行っていた。帰ってきたのは17時も過ぎる所だっただろうか?帰ってきて結果を聞いたらガンと言う事だった初期より少し進んでいて直るか良く解らないと言う事だった。

 と言う1年前の2011年3月11日であった。東北関東の人に比べたらたいしたことでは無いとわかっていても。

 地震津波原発事故との相乗効果もあってか春夏秋という四季の変化もわからず、だせいで過ごしてきた一年だった。

 兄はみなさんおかげでガンの他もう1カ所腫瘍が脳に見つかったが無事元気になった。一ヶ月に一回検査に行っている状態だ。

 その様な状態での震災の後、Twitter等のネット、アマチュア無線での手伝いが出来ないかともがいてみったが満足な設備も無く「設備のある所へ行きたかった」が1人で自由にいけない身でもあるのでかなりイライラした状態で仕方なく役にたつかどうかもわからないネットでの手伝いを3週間ほどおこなった。

 結局アマチュア無線での活動はスキップした夜の7MHzの数時間だった。

 僕はそう古くは無いが小さい時からアマチュア無線をやっていて、記憶にある古い非常通信は

「1964年0616=新潟地震(マグニチュード7.5)が発生し,非常通信態勢を組織.通信連絡のとだえた佐渡ケ島からの第1報が中沢幹氏(JAφAFB)から発信され.東京の鈴木肇氏(JA1AEA),高木孝雄氏(JA1INJ)らの手でNHKはじめ関係方面へQSPされた.CQ出版Webより引用 http://www.cqpub.co.jp/cqham/history/1964.htm 」
(JA1AEAさんから直接うかがった話によるとAEA鈴木さんお一人で判断準備そして運用された偉業のようだ)

が記憶にある、記憶と言ってもそう鮮明では無い。実際に耳にして、一時たってCQ誌や初歩のラジオで記事を読んだ記憶があるていどだ。

 その当時そんな!あんな!あの!AEAさんと友達(友達とは失礼かもお許しを)になれるとは思ってもいなかった。まぁSWLの時代はそんな自分的に好きなOMやYLさんと話をしてみたいと毎日のように思った物だ。

 当時僕は10歳だったと思う。

 その後何度か非常通信を手伝ったことがあるが何度手伝ってもあまり後味が良い物では無かった。

 色々な思いがあるがつかえる設備が無かったのはくやしかった。

 という感じで思った事を書いてみます。あくまでも僕の寝言でありますのでさらりと読み流して下さい。

 キー局はスポーツとしてアマチュア無線局を運用できる人じゃ無いとだめ。

 キー局はメジャーなコンテストで一位になったことがあるようなオペレータじゃ無いとだめ。

 キー局の設備は通常出ている局より少なくても10dB以上強い電波が出ないとだめ。DX戦線で使える設備です

 非常時はアマチュア無線は電波が弱いと言うのは自慢できない。災害地の小さいアンテナで混乱のなか受信出来る強力な電波の発射が必要

 アマチュア無線局でも40mバンドで送信出力5kWアンテナゲイン6dBd位の設備は沢山あるのでは?実行輻射電力20kW本当は100kWは欲しい

 キー局は一局ではダメです。送信はパワーがあれば一局でも何とかなるけど受信点は多い方が良いです。受信情報はネットで共有する。

 JARL中央局は何のためにあるのか?設備・電源・24時間運用・場所・バックアップを含めて数カ所必要

 公共機関等への情報共有はJARL中央局がルートを常に確保している必要がある地方のレベルではちゃんと出来ていない出来ない?情報があっても言っていく所が無いこまる

 関東と関西で見にくい言い争い的な物を聞いた。主導権は当然JA1RLがとるべきだろう。なさけない。

 バンドを担当するオペレータはリアルタイムでのコンディションの把握が出来る物であること

 バンドを担当するオペレータはそのバンドに出ている住民(例えバカでも)を把握している人でその住民とコミュニケーションがある人が担当すること

 非常通信で交わされる情報は時代と共に変わると言うことを解る必要がある。

 被災地でインターネットが使えないためその代わりをアマチュアに求めている交信を何度も聞いたがオペレータがネットに精通していないためとんちんかんな答えをおこなっていた。

 被災地=情報少ない キー局=情報多い を期待しているわけであるのでキー局一人に対して情報収集係を多数用意しないといけないと思う。

 キー局がそれでは皆さん、ロールコールのあと待機お願いしますとアナウンスする場合がありますが、待機するだけで終わってしまうことが多くあります。と言うか意味も無く聞いていたのが草臥れ儲けしかありません。そりゃ、みんなで聞いた情報を同じ周波数で伝えたらそりゃ、おおさわぎでしょう。待機してくれている受信局との情報はバックボーンを用意して共有しないと受信局の苦労が実りませんと力が発揮できません

 キー局と被災地は アマチュア無線を使う  キー局と情報収集係・応援団や受信局はECHOLINK・Skype・FacebookやTwitter等のネットでバックボーンを構成して情報が分散しないように共有する必要がある

 バックボーンとして使えそうな物はアマチュア無線家が集まっていて掲示板機能が有ってリアルタイムチャットがある物が良いと思う。

今日本にあるのはfacebook「CQ ham radio」グループのURL位なのかもしれない。今後アマチュア無線関連のフェイスブックグループ的な物が沢山出来ると思うけどメンバーが分散しているとイザと言う時に役にたたない。

 facebook「CQ ham radio」グループのURL
 https://www.facebook.com/groups/388200384530102/

 ネットがちゃんと使えないオペレータはつらい。

 DXサーの人たち何していたの?てつだったの?コンテスターの人たち何していたの?てつだったの?あなたたちはイザというときに役にたつ設備と技術を持ってるのですよ。

田村文史郎 / JA5FNX

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