ダイナミックレンジモドキ特性測定 RTL2832U R820T

今日は以前より

 計りたかったダイナミックレンジモドキ特性を計ってみました。

RTL2832UはA/Dコンバータが8ビットの様なので良い結果は出ないと思うのです。

「ビット数とダイナミックレンジの関係」~音響豆知識(11)のページ様に

 http://blogs.yahoo.co.jp/boorankenko/44270834.html

8ビットなので 6dB X 8bit と言う事で最少と最大の差が48dBと出るの?かが楽しみでした。

SGが一台しかないので二信号特性が計れないのであまり意味の無い測定ですがさすがデジタルみたいな結果になりました。

信号が聞こえ出す信号レベルは-25dBμV位です。

信号レベルを上げていって

 入力信号レベルが+35dBμVの状態が図1で通常の綺麗な状況です。

 入力信号レベルが1dB上がって+36dBμVの状態はやや騒がしくなります。

 入力信号レベルが+37dBμVの状態が図2ではご覧のように大騒ぎの状態になっています。

測定で分かったことはあるレベルを閾値としてぐじゃぐじゃになること

 上限の閾値は+36dBμV

 受信できる最少信号の(ノイズと信号が同じ位?)

 下限の閾値は-25dBμV

でした。

 上限下限の幅は +36 + -25= 61dB

 ダイナミックレンジモドキが61dBと言うことになります。

 48に近い値にならないのは何かに間違いがあるのだと思います。

 SGとレベル計にはほぼ間違いはないと思います。

 計算方法と考え方に間違いがあるのではないかと思います。

 みなさまの考えをぜひお教えください。

シグナルジェネレータ
HP8655A

レベルメータ
DeskTopLevelMeter
http://www.geocities.jp/enameymo/soft/soft.html

SDRとレベルメータとの接続

Virtual Audio Cable(VAC)
 http://software.muzychenko.net/eng/vac.htm

または
NETDUETTO β
 http://www.y2lab.com/project/netduetto/

NETDUETTO βダウンロード
 http://www.y2lab.com/project/netduetto/download.html

NETDUETTO βインストールマニュアル
 http://www.y2lab.com/project/netduetto/install-manual.html

SDRSharp(Ver.1.0.0.1135)設定
周波数
144.150MHz
MODE USB
Filter bandwidth
2400
Filter order
500
Use AGC
チェックなし
Configure
AGCのチェックはすべてOFF
ゲイン調整
マニュアルで最大です。
サンプリング
0.25MHz
その他の設定
既定値

図1(+35dBdBμV)

図2(+37dBμV)

田村文史郎/JA5FNX

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