今日は
前回皆様から助言を受けた「ダイナミックレンジモドキ」8ビットにしては大きいよねの再測定をちょっとやってきました。
どうもそれに貢献しているのは「プロセッシング・ゲイン」と言う物のようなので「サンプリング周波数」を変えて測定してみました。
当然だと思いますが「サンプリング周波数」を変えても「最大入力信号レベル」は変わりませんでした。
測定の前にSGの出力レベルの確認をしました。
HPとタケダ?のディジタルパワー計で0dBmを計ると1.5dBm位低い値を示しました。
SGの出力には144MHzを甘く見て「DCブロック+変換+SMA中継ケーブル1.5m+変換」が通っているので「1.5dB」のロスはあっているのかもしれません。
レベル計測につきましても+-0.5dB位の誤差があると思います。
最大入力信号レベルの測定は信号レベルを上げていってスペクトラムが汚くなる1dB低いレベル
上限の閾値は+36dBμV
最少入力信号の測定では出力レベルが「3dB」(ノイズと信号が同じ)上昇した「入力信号レベル」としました。
サンプリング周波数の1
0.25MHz
最少入力信号のSG出力レベル
-24dBμV 終端(PD)電圧
(S/N)/N = 3dB
上限信号レベルと信号レベル下限の幅は +36 + -24 = 60dB
サンプリング周波数の2
2.05MHz
最少入力信号のSG出力レベル
-29dBμV 終端(PD)電圧
(S/N)/N = 3dB
上限信号レベルと信号レベル下限の幅は +36 + -29 = 65dB
でした。
もし、プロセッシング・ゲイン = 10 log [(fs/2)/ BW] dB が採用された場合
サンプリング周波数が約8.2倍ですから約9.1dB加算されるはずですが??
RTLはIとQがあるので半分になるとか????????
みなさまの考えをぜひお教えください。
シグナルジェネレータ
HP8655A
レベルメータ
DeskTopLevelMeter
http://www.geocities.jp/enameymo/soft/soft.html
SDRとレベルメータとの接続
Virtual Audio Cable(VAC)
http://software.muzychenko.net/eng/vac.htm
または
NETDUETTO β
http://www.y2lab.com/project/netduetto/
NETDUETTO βダウンロード
http://www.y2lab.com/project/netduetto/download.html
NETDUETTO βインストールマニュアル
http://www.y2lab.com/project/netduetto/install-manual.html
SDRSharp(Ver.1.0.0.1135)設定
周波数
144.150MHz
MODE USB
Filter bandwidth
2400
Filter order
500
Use AGC
チェックなし
Configure
AGCのチェックはすべてOFF
ゲイン調整
マニュアルで最大です。
その他の設定
既定値
田村文史郎/JA5FNX