訂正 six receivers

前回six receiversの

 記事の内容に一部間違いがありました。


 SDR receiver compatible with HPSDRの場合
 RX1にはin1から入力された信号が受信されます。
 MultiRXをクリックするとRX1の周波数+-(サンプリング周波数/2)の範囲でVFO2で指定された周波数がRX1で指定されたモード/帯域幅で受信できます。
 RX2の機能は存在しないようです。
 SDR receiver compatible with HPSDRをPowerSDR mRX PSで使用した場合は純粋な一台のHermes moduleとして動作するようです。
 SDR receiver compatible with HPSDRをCW Skimmer Serverの受信機として動作させた場合にはin1から入力された信号を6台の受信機が六つのことなったバンドを同時に受信して電信を解読するようです。
 想像ですがSDR receiver compatible with HPSDRはCW Skimmer Serverのために作られたのではと思います。
 これらの機能はダイレクト・サンプリング方式のSDRの場合一つのADC(アナログ・デジタル・コンバータ)の出力を小さなFPGAにプログラミングされた複数のDDC(デジタル・ダウン・コンバータ)で処理することによって小規模なハードウェアで複数バンド同時受信の受信機を作ることができる技術で作られたものです。

 SDR receiver compatible with HPSDRには「RX2の機能は存在しないようです。」と書きましたが大間違いでした。

 なにかへんやなぁと思って書いていたのでもう一度確認しました。

 RX2の機能はチャンと存在していました。

 RX2はin1からの入力でRX1とは別のDDCを使っている受信機になっていました。

 Red PitayaのSDRはそれ自身に復調出力を持っていませんので耳で聞くためには何らかの形で内蔵のVACを通してオーディオデバイスにつなぐ必要があります。

 と言うことはRX1のみの場合にはCW Skimmer(サーバでは無い)をIQでつなごうとした場合にはRed Pitayaからの復調出力は聞こえないのですがRX2が使えると言うことはRX1は通常の通りに音が出力されるように設定してRX2をIQ出力に設定してCW SkimmerへつないでやればRX1で受信している周波数とは別の周波数のCW Skimmerも表示できるしシンクさせればRX1の周波数+ーサンプリング/2のCW Skimmerが表示できるようになります。

 見かけ上は二台の受信機ですからモードや周波数等も別々に自由に設定できます。

 ただ一つ残念なのは「Virtual Audio Cable」の制約と思われますがIQ出力すなわちダイレクトIOに設定した場合プライマリーのサンプリングレートが最大192kHz以下のサンプリング周波数でしか使用できないようです。

 CW SkimmerもアナログIQでは最大192kHzですのでそういう意味では問題ないのですが、でもでも少々悔しいですね。

田村文史郎/JA5FNX

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