300円で出来る「貧乏なのよ!技術が無いのよ!CI-Ⅴ – 2016」

十年ぶりに

 CI-Vのインターフェースを作ってみた。

 十年前に

貧乏なのよ!技術が無いのよ!CI-Ⅴ
 https://以前のサイト/modules/weblog/details.php?blog_id=292

そして

貧乏なのよ!技術が無いのよ!CI-Ⅴの2
 https://以前のサイト/modules/weblog/details.php?blog_id=458

 と言うのを作っています。

 今回の物もたいした変わりは無いのですが時代の流れで大変安く簡単にできだしたと言うことだと思います。

部品は

1Pcs USB to RS232 TTL Serial Cable Adapter Module FTDI Chipset FT232 USB Computer Promotion
一本180円送料込み

 https://www.aliexpress.com/item/1Pcs-USB-to-RS232-TTL-Serial-Cable-Adapter-Module-FTDI-Chipset-FT232-USB-Computer-Promotion/1392008243.html?spm=2114.13010608.0.0.XdtgA3

3.5φモノラルプラグストレート型[RoHS]
一個75円送料別

MP-105LC _
 http://eleshop.jp/shop/g/g81I311/

カーボン抵抗 1/4W 5% ★受注単位有★
1kΩ _

一本4円送料別

 http://eleshop.jp/shop/g/g6AX31O/

以上です。

ドライバー(Windows 10 x64でも使えます。)
 http://www.ifamilysoftware.com/news37.html

 USB to RS232 TTL Serial Cable Adapter Moduleは色々な製品がありますが簡単な回路でCI-Vに使用する場合は短絡電流の制限が掛かった物が必要です。

 上記のUSB to RS232 TTLは3.3V系列のTTLレベルで15mAで電流の制限が掛かっていました。

 この様に電流の制限が掛かっている場合はR1の抵抗は不要です。
 単純に抵抗のところをを線で繋いで下さい。

 とにかくリード線三本を3.5mmのプラグに繋いだだけでCI-Vが出来るのは素晴らしいです。

 また、CI-Vの特徴でもあるアイコムの無線機のCI-Vを複数台並列に繋いで使う動作も問題ないと思います。

 使用環境に合わせてコモンモードフィルタを追加してご使用下さい。

田村文史郎/JA5FNX

JARDに自作機等のスプリアス確認保証を聞いてみました。

世間のブログを読んでいると

 LF好きなOTが新スプリアス関連の訳わからん事を各方面に問い合わされている様子が書いてあります。

 そのお方の思いはアマチュアに新スプリアスなんてとんでもないもっと自由にやらして欲しいという願い思いだとは思いますが明らかに決まっている事項に対してあれこれ言ってもと言う気もするし同じ事も繰り返す様子を拝見するとおつむてんてんのOT何かという気になります。

 と言うことで少々気になったので自分でJARDに電話で問い合わせてみました。

 さて、

 【 スプリアス確認保証が可能な送信機 】
 
 とは

「1 JARL 登録機種又は技術基準適合証明機種で旧スプリアス規格機器のうち、別表「スプリアス確認保証可能機器リスト」に記載の送信機 ※ 保証可能機器は追加されますので、JARD ホームページ等でご確認ください。」

 と

「2 自作機等であって、自ら測定したスペアナ画面の写真を添付した機器」

 の二つの保証があるようです。

 1の保証はリストを見て自分のリグがリストにあるので認定保証してもらおうと言うことで良いのですが。

 2の自作機等が気になっていました。

 「スペアナ画面の写真を添付」と書いてあるのです。

 本来の新スプリアス移行申請の際には

  「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」

 と言うことを明記するようになっていますし、

 当然かもしれませんがJARDでの「無線機器の電波測定サービス」でも、ちゃんと「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」と明記されていますので、

 と言うことは「スペアナ画面の写真を添付」の際に使用する測定器も常識的には「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」と明記する必要があるし使用する必要もあるはずですが?

 ただ、そうなると何のための「JARDによるスプリアス確認保証」と言うことになります。

 そこで質問しました。

 「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」

 が必要なのですか?

 「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」は必要ありません。

 いつ誰がこの測定をしたかがはっきりしていれば問題ないと言うことのようです。

 ただ、それは、はっきりしているが細かい添付内容等はまだ確定していないと言うことでした。

 少しでも簡単に出来るようにしたいと言われていました。

 まぁ色々ありますが良い方向になっているのでは無いでしょうかね。

 お国が定めている新スプリアスの測定方法を見るとわかるのですが混変調ひずみ等は回避できるように作られているし今の時代的には結構緩い規制のような気がします。

 基本的にはリニアをつける場合にでもエキサイターが新スプリアスに適合していれば良いというのもある意味ありがたい処置と思います。

 まぁ2mFMで電波を出すと航空機の周波数に妨害を与えるとか警察/消防に妨害とかとこちらの田舎でもスプリアスによる出来事を耳にしたので綺麗な電波を出さないといけないと思います。

田村文史郎/JA5FNX
 

逆L其の2

1ー二ヶ月前から遊んでいる

 水平部が短い逆Lアンテナですが少々アクシデントがありました。

 以前の記事
 逆L
 https://以前のサイト/modules/weblog/details.php?blog_id=725

 設置当初より

 1.1.8MHzでパワーを入れるとスパークする
 2.野外に設置したMFJのMFJ-986と言う手動アンテナチューナを入れてマッチングさせてはいるのだけどおかしいくらいメチャクチャに帯域が広い1.8と1.9が調整なしで使えるくらいに。
 3.受信はそこそこなのだけど送信が20db以上悪いような気がする。

 という感じでした、あくまでも感じなので雰囲気なのですがなんかとばんなぁっと言う感じでした。

 と言うことでJA5XPNさんとJH5MXBさんにお願いして20mと7m位のラジアルを追加していただきました。

 と同時にエレメントの垂直部分を少し建物から離して頂きました。

 贅沢を言えばもう少し離した方が良いのですが中々難しいです。

 と言う変更の後、電波を出したとこと「パワーを入れるとスパークする」と言うのが強烈になってMXBさん曰くアンテナチューナの中のバランあたりで「火を噴いている」おっとっともう終わったかと思いました。

 でも、「火を噴いている」と言うことはMFJ-986のロータリースイッチあたりかロータリーインダクタあたりが壊れた思いました。

 こりゃいっときでれんなと思っていました。

 XPNさんMXBさんがMFJ-986の中見てみようよと何度も言ってくれていましたが野外のボックスに入っているのでばらすとなると結構、世話をかけるし燃えていたらどうしようもないしと言う気持ちもあって今度でいいよとかいっていたのですがばらそうと強く言ってくれたのでばらしてみました。

 と言っても野外の出来事は僕には見えないので任せっきりなのですがね。

 分解してきてMFJ-986を開けてみると被害は案外少なく入力側のアンフェノールなのかベークライトなのかのM型コネクタが燃えていました。

 配線の被服も燃えていたようでした。

 これは僕が起こした人災というのもわかりました。

 本来、立てるときから電圧給電のアンテナはいつスパークして火事になるかわからんと自分で言っておきながら

 アンテナチューナスルー機能がある同軸入力へ繋いでとお願いした僕が起こした人災と言うことです。

 電圧給電のアンテナのアンテナは当然のことですがタイトのスタンドオフで浮いたバランス・アンバランスに繋がないといけないと言うことです。

 過去の電圧給電のアンテナでは2kWでもM型入力で使えたときもあったと言う甘さが事故を起こしたと言うことです。

 だって、長さによってインピーダンスは変わる物ね。

 と言うことでタイトのスタンドオフで浮いたアンバランス入力へ繋いでもらってテストを開始しました。

 今度は何も無かったかのように1kWでも全く問題なく使用できました。

 まぁなんとなさけなや。ですね。

 なぜかわからないのですがアンテナチューナーのチューニングポイントは大きく変わっていないのに帯域が狭くなって常識的な動作になりました。

 当然、1.8と1.9はチューニングを取り直さないと全く使えない雰囲気になりました。

 コンピュータで計算した値とも似ているので良い感じです。

 結局、何が災いしてこうなったのかはわからない部分が多くあるのですが何となく全体的にうまくいきました。

 飛びのチェックなのですが下手な電信に出なくては160mはいけないのですがぼちぼちやっています。

 一週間くらい10Wで運用しようと思っています。

 何となく、レポートが599599になってしまうので相手して頂く方には申し訳ないのですがいっとき10Wでお願いします。

 昨夜も10Wで八局の方にお相手頂いたのですが559~599を頂いたのでこんなものじゃろうとおもっています。

 また、下手なので出ますので皆様お相手よろしくお願いいたします。

 と言うことでJA5XPNさんとJH5MXBさんJH5ENDさん、ありがとうございました。

 とりあえず、HFのアンテナは完成したようですね。

 HF部門完成まで1年半でした結構長かったです。

 お次もよろしくお願いいたします。

JA5FNX/田村文史郎

FNX488 CW-RTTY(FSK)-PTTのインターフェース決定版!

FNX488 CW-RTTY(FSK)-PTTのインターフェース決定版!

決定版!

 と大見得を切ったんだが実際はたいした物でも無いかもね。

1.回り込みしにくい回路構造であること
2.回路が簡単であること
3.パソコン側と無線機側とは完全に分離されていること
4.ケース加工が必要ないこと
5.部品が田舎でも揃うこと
6.簡単な変更で正論理・負論理の極性変換できること

 最初に迷ったのはUSBシリアル変換基板(ケーブル)の選択でした。

 USBシリアル変換TTLとUSBシリアル変換RS-232Cとどちらにしようか?でした。

 結局どちらも作ってはみたのですが、RSTとDTR出力の出たUSBシリアル変換TTLは種類も少なく最終的なケースの問題等もあって、最終的にはUSB-シリアル変換ケーブルを使用することにしました。

 USB-シリアル変換ケーブルと言えば秋月の物が有名ですが以前からある

  「USB-シリアル変換ケーブル グレー色 通販コード M-02746 発売日 2008/10/20」
  http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02746/

 は新しいOSで使いにくいので

  「FT232 USB-シリアル変換ケーブル VE488 [VE488] 通販コード M-08343」
  http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08343/

 を採用しました。

 実は採用の前にVE488のシンク電流の能力を測定しました。

  「変換チップ:FTDI社FT232RL(I-01739)
   RS232Cトランシーバ:SIPEX社SP213ECA」

 OSに関係するのがFT232で何かにつなぐことで重要なのがSP213ECAです。

 SP213ECAの出力はDサブコネクタ9Pの各入出力ピンにつながっていますがOutput Short Circuit は規格表の通り+-25mA位のようです。

 気になるのはシンク電流・ソース電流ですが規格表では3kオームの付加で+-7Vと言うことになっています。

 3kオームと言うことは2.3mAのソース電流ってことのようですが実測してみました。

 330オームの負荷抵抗で約+-4.5Vが得られるようです。

 13mAのソース電流と言うことになります。

 4.5Vと言うことはフォトカップラの1.5Vを引いて3Vで330オームの抵抗を入れて約13mAの電流をフォトカップラのLEDに流すことが出来ます。

 13mA流すとフォトカップラの効率が100%~200%あると思いますので殆どのソリッドステートトランシーバのCW-RTTY(FSK)-PTTはスイッチング制御出来ると思います。

 真空管式のCW-RTTY(FSK)-PTTには高耐圧のフォトカップラを使って下さい。

  「フォトカプラ TLP627 [TLP627(F)] 通販コード I-07552 コレクタ・エミッタ間電圧 VCEO 300 V エミッタ・コレクタ間電圧 VECO 0.3 V コレクタ電流 IC 150 mA 」

 また、CW-RTTY(FSK)のスイッチング制御にはスイッチング時間の問題でフォトモスカップラやフォトリレーは使用できません。
    PTTのスイッチング制御には使用できます。

 各フォトカップラの1番と2番を反転させると論理を反転させることが出来ます。

  電流制限用の抵抗330オームのない回路をたまに見かけますがUSB-シリアル変換ケーブルのレベルコンバータICの電流制限がかかりっぱなしになって熱くなっていますのでお気を付けください。

 オリジナルFNX488の結線(MMTTYのドキュメントと同じ極性です。)でTS-590Gで使用するとFSKのみマークとスペースを極性反転(極性反転にチェック)させる必要があります。

田村文史郎/JA5FNX

FNX488 回路図

部品表

秋月電子通商

FT232 USB-シリアル変換ケーブル VE488
[VE488] 通販コード M-08343
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08343/

Dサブコネクタ 9P・メス(半田付けタイプ)
[DS-09S1S]
通販コード C-00030
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00030/

Dサブコネクタ用シェル 9P
[DHA-09PS]
通販コード C-00034
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00034/

フォトカプラ FOD817B
[FOD817B]
通販コード I-06485
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06485/

カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 330Ω (100本入)(実際は三本で良いのですがね。)
[CF16J330RB]
通販コード R-16331
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16331/

片面ユニバーサル基板 Dタイプ(47x36mm) ガラスコンポジット
[AE-D1]
通販コード P-08241
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08241/

共立エレショップ

オムロン(OMRON)
商品コード : 398144
品名/型番 : D-sub固定用六角ネジ インチネジ1本[RoHS] / XM2Z-0023(VE488の取り付けねじを取り外して取り替える。)
http://eleshop.jp/shop/g/g398144/

丸型多極コネクタ13pinプラグロックタイプ コンタクトピン付 (TS-590G用)
TCP9386-310015+TCP4200-15-010×13
http://eleshop.jp/shop/g/gD1J361/

メーカー : マル信無線電機
商品コード : 81I311
品名/型番 : 3.5φモノラルプラグストレート型[RoHS] / MP-105LC (TS-590G用)
http://eleshop.jp/shop/g/g81I311/

フジクラ
商品コード : A5G146
品名/型番 : カラースダレケーブル 16C / FRX-CF-S 16C
http://eleshop.jp/shop/g/gA5G146/

灯台放送終了

と言う事で

 何のために作ったんじゃろか?

 <1670.5kHzの“灯台放送”さようなら…>海上保安庁、「船舶気象通報局」などの情報提供手段を終了へ
 http://www.hamlife.jp/2016/07/13/kaiho-senpakukisyou-haishi/

 つい最近作った僕は、まるで、ばか?

 灯台放送リアルタイムテーブル

https://bunshiro.love/uploads/todaihoso/

 皆さま終了予定の2016年9月までごゆっくりお楽しみください。

 JA5FNX / 田村文史郎

LTspice/SwCADⅢ・電子回路シュミレータ・オペアンプ(ADA4817)追加

自分のブログをふらふら読んでいると

 10年前に

LTspice/SwCADⅢ・電子回路シュミレータ・デバイス追加
 https://以前のサイト/modules/weblog/details.php?blog_id=239

 と言う記事を書いているのですがなぜか?オペアンプの追加を忘れていたので10年ぶりに書いておきます。

 追加するオペアンプはアナログデバイスのADA4817と言うオペアンプです。

 まず、二つのファイルを用意します。

一つ目

 アナログデバイスのADA4817 の SPICE Model ファイルです。

アナログデバイスのADA4817のサイトへ行きます。
 http://www.analog.com/jp/products/amplifiers/operational-amplifiers/jfet-input-amplifiers/ada4817-2.html#product-overview

 Spice Modelsをクリックして、よく読んで[I Accept]しますと ada4817.cir ファイルがダウンロードできます。

 これがADA4817 の SPICE Model ファイルです。

 このファイルをLTspiceのsubフォルダへコピーします。
 ”LTCLTspiceIVlibsubada4817.cir”

はじめ ada4817.cir

 * ADA4817 Spice Model
* Description: Amplifier
* Generic Desc: High Speed FET Input amp Dual
* Developed by: CK
* Revision History: 08/10/2012 – Updated to new header style
* 3.0 (02/2010)
* Copyright 2012 by Analog Devices, Inc.
*
* Refer to http://www.analog.com/Analog_Root/static/techSupport/designTools/spiceModels/license/spice_general.html for License Statement.
* Use of this model indicates your acceptance with the terms and provisions in the License Statement.
*
* BEGIN Notes:
*
* Not Modeled:
* Distortion is not characterized
*
* Parameters modeled include:
* FET Input common mode range
* Bandwidth 1050 MHz
* Voltage noise ~ 4nV/rtHz
* Slew Rate ~ 840V/us
* Input Capacitance Cm ~1.3pF and Dm ~0.1pF
* Vos is static and will not vary ~ 1.5 mV
* Output Swing swing
*
* END Notes:
*
* Node assignments
* non-inverting input
* | inverting input
* | | positive supply
* | | | negative supply
* | | | | output
* | | | | |
.SUBCKT ADA4817 1 2 99 50 45

* FET INPUT STAGE
*Eos 9 2 poly(1) 100 98 4.2m 1
Vos 9 2 1.5m
Cd 1 2 0.1p
Ccm1 1 0 1.3p
Ccm2 2 0 1.3p
J1 5 1 4 pmod
J2 6 9 4 pmod
Ib1 1 0 2p
Ib2 9 0 2p
Dnil 9 42 DX
Vnil 99 42 3.4
Dpil 1 44 DX
Vpil 99 44 3.4
*R3 50 5 1
*R4 50 6 1
HR3 50 55 VR3 1
VR3 55 5 DC 0
HR4 50 66 VR4 1
VR4 66 6 DC 0
I11 99 4 1m
Ccap 45 2 0.8p

* COMMON-MODE GAIN NETW0RK
Ecm 80 98 POLY(2) 2 98 1 98 0 .5 .5

Ecc 97 0 99 0 1
Ess 52 0 50 0 1
Eref 98 0 POLY(2) 99 0 50 0 0 .5 .5

* GAIN STAGE & POLE AT 130 kHz
G1 13 98 5 6 0.045e3
R7 13 98 rnoise 255e3
*HR7 13 198 VR7 255E3
*VR7 198 98 DC 0
C3 13 98 30p
V1 97 14 1.65
V2 16 52 1.55
D1 13 14 DX
D2 16 13 DX

* POLE AT 1 GHz
G2 98 43 13 98 1
R10 98 43 1
C5 98 43 112p

* POLE AT 1.3 GHz
G3 98 53 43 98 1
R11 98 53 1
C6 98 53 112p

*POLE AT 130 GHz
*G4 98 63 53 98 1
*R12 98 63 rnoise 1
*C7 98 63 0.122p

* BUFFER STAGE
Gbuf 98 81 53 98 1e-2
Rbuf 81 98 100

* OUTPUT STAGE
Vo1 99 90 0
Vo2 51 50 0
R18 25 90 .02
R19 25 51 .02
*D100 45 250 Dx
*D101 250 45 Dx
Vcd 255 45 0
Lout 255 25 0.1p
G6 25 90 99 81 50
G7 51 25 81 50 50
V4 26 25 -0.8355
V5 25 27 -0.8355
D5 81 26 Dx
D6 27 81 DX

Fo1 98 70 vcd 1
D7 70 71 DX
D8 72 70 DX
vi1 71 98 0
Vi2 98 72 0

Erefq 96 0 45 0 1
Iq 99 50 0.0185
Fq1 96 99 POLY(2) Vo1 Vi1 0 1 -1
Fq2 50 96 POLY(2) Vo2 Vi2 0 1 -1

****** Voltage noise stage
rnoise1 39 98 1.8e-3
vnoise1 39 98 0
vnoise2 101 98 0.75
dnoise1 101 39 dn
fnoise1 100 98 vnoise1 1
rnoise2 100 98 1

.model Rnoise RES(T_abs=0)
.model pmod pjf (beta=0.5e-2, T_abs=-10)
.MODEL DX D (T_abs=0)
.model dn d(kf=2e-12,af=1, T_abs=-4)

.ENDS
*$
;$SpiceType=AMBIGUOUS

おわり ada4817.cir

二つ目

“LTCLTspiceIVlibsymOpampsopamp2.asy”をコピーして名前をada4817.asyに変えて”LTCLTspiceIVlibsymOpamps”へコピーします。

はじめ opamp2.asy

Version 4
SymbolType CELL
LINE Normal -32 32 32 64
LINE Normal -32 96 32 64
LINE Normal -32 32 -32 96
LINE Normal -28 48 -20 48
LINE Normal -28 80 -20 80
LINE Normal -24 84 -24 76
LINE Normal 0 32 0 48
LINE Normal 0 96 0 80
LINE Normal 4 44 12 44
LINE Normal 8 40 8 48
LINE Normal 4 84 12 84
WINDOW 0 16 32 Left 0
WINDOW 3 16 96 Left 0
SYMATTR Value opamp2
SYMATTR Prefix X
SYMATTR Description Basic Operational Amplifier symbol for use with subcircuits in the file ./lib/sub/LTC.lib. You must give the value a name and include this file.
PIN -32 80 NONE 0
PINATTR PinName In+
PINATTR SpiceOrder 1
PIN -32 48 NONE 0
PINATTR PinName In-
PINATTR SpiceOrder 2
PIN 0 32 NONE 0
PINATTR PinName V+
PINATTR SpiceOrder 3
PIN 0 96 NONE 0
PINATTR PinName V-
PINATTR SpiceOrder 4
PIN 32 64 NONE 0
PINATTR PinName OUT
PINATTR SpiceOrder 5

おわり opamp2.asy

はじめ ada4817.asy (書き換え後)

Version 4
SymbolType CELL
LINE Normal -32 32 32 64
LINE Normal -32 96 32 64
LINE Normal -32 32 -32 96
LINE Normal -28 48 -20 48
LINE Normal -28 80 -20 80
LINE Normal -24 84 -24 76
LINE Normal 0 32 0 48
LINE Normal 0 96 0 80
LINE Normal 4 44 12 44
LINE Normal 8 40 8 48
LINE Normal 4 84 12 84
WINDOW 0 16 32 Left 2
WINDOW 3 16 96 Left 2
SYMATTR Value ada4817
SYMATTR Prefix X
SYMATTR Description Basic Operational Amplifier symbol for use with subcircuits in the file ./lib/sub/LTC.lib. You must give the value a name and include this file.
SYMATTR ModelFile ada4817.cir
PIN -32 80 NONE 0
PINATTR PinName In+
PINATTR SpiceOrder 1
PIN -32 48 NONE 0
PINATTR PinName In-
PINATTR SpiceOrder 2
PIN 32 64 NONE 0
PINATTR PinName OUT
PINATTR SpiceOrder 5
PIN 0 96 NONE 0
PINATTR PinName V-
PINATTR SpiceOrder 4
PIN 0 32 NONE 0
PINATTR PinName V+
PINATTR SpiceOrder 3

おわり ada4817.asy

 ADA4817 の SPICE Model ファイルを読みながらada4817.asyを書き換えます。

 書き換えるのは

 SYMATTR Value デバイス名
 SPICE Modelファイルの .SUBCKT の右に書いてあるデバイス名を書きます。

 SYMATTR ModelFile パス名ファイル名

 SPICE Modelファイルのパス名ファイル名を書きます。
 SPICE Modelファイルが”LTCLTspiceIVlibsub”にある場合はパス名は必要ありません。

 下記のPINATTRは二つで一組です。

 PINATTR PinName ピンの役割
 PINATTR SpiceOrder 順番

SPICE Modelファイルの一部です。

* Node assignments
* non-inverting input
* | inverting input
* | | positive supply
* | | | negative supply
* | | | | output
* | | | | |
.SUBCKT ADA4817 1 2 99 50 45

  .SUBCKT ADA4817の右の数字の個数を数えます。
  上記の場合は5個ですね。
  outputは何個目ですか? 五個目ですね。

ada4817.asyファイルの一部です。

PIN -32 80 NONE 0
PINATTR PinName In+
PINATTR SpiceOrder 1
PIN -32 48 NONE 0
PINATTR PinName In-
PINATTR SpiceOrder 2
PIN 32 64 NONE 0
PINATTR PinName OUT
PINATTR SpiceOrder 5
PIN 0 96 NONE 0
PINATTR PinName V-
PINATTR SpiceOrder 4
PIN 0 32 NONE 0
PINATTR PinName V+
PINATTR SpiceOrder 3

 OUTのSpiceOrderはいくつですか? さっきのSPICE Modelファイルの.SUBCKT ADA4817の所のoutputが五番目なので5と書きます。

In+  は non-inverting input
In-  は inverting input
V-  は negative supply
V+  は positive supply
outputは output

 と対応していますのでそれぞれの番目をSpiceOrderに書いてやってください。

 このADA4817場合は元ファイルであるopamp2.asyは順番が同じ、、番目が同じなので、、SYMATTR ValueとSYMATTR ModelFileだけを変更すれば動作しますが場合によっては順番を書き換える必要があります。

田村文史郎/JA5FNX

逆L

少し前

 JA5XPN JH5END JH5MXB のお友達の皆さま、そしてそしてお隣の駐車場の地主さんである株式会社豊予社の社長様である菊池史行さんのおかげでローバンドに使う逆L(INV L)を張りました。

 地上高 約8m 水平部 約45m 垂直部 約8m の逆Lアンテナです。

 本来 逆Lというのは 水平部より垂直部が長いのが本来の逆Lの様なのですがタワーとかいうものはないのでこの格好になっています。

 垂直部分の地面側には

 未来工業 ウオルボックス (プラスチック製防雨スイッチボックス) 屋根付 (WB-16AM)サイズ 423 X 568 X 210

 この中にMFJのMFJ-986と言う手動アンテナチューナを入れてマッチングをとっています。

 アンテナ

  直接、MFJ-986へ接続しています。

 MFJ-986のアース

  直接、若干のアース棒、鉄骨倉庫、若干のカウンターポイズ・・・。
  数値的には出ていないのですが結果的にはアースが甘いような気がします。
  アースマット・溝へのラジアル・・・・等々が必要かも・・・・・。

 MFJ-986の出力

  MFJ-986の出力直後直ぐの所で分離インピーダンス3.5kオーム位のコモンモードフィルタを通してRG-58約10mでシャックへ入れています。
  シャック内ではRFインクワイアリーの800オームのコモンモードフィルタを通過後、送信機につないでいます。

 一応、直下でアンテナチューナを入れてマッチングをとっていますのでSWRは良好ですが飛びが良くないような印象です。

 1kWでも回り込みやTVI等は発生していません。

 まれに1kWの状態でアンテナチューナがスパークするようです。

 アンテナがスパークしているのではないと思うのですが・・・・・・。

 結論は出ていません。

JA5FNX/田村文史郎

灯台放送リアルタイムテーブルを作りました。

1.9MHz用の

 逆Lを上げた記念に灯台放送リアルタイムテーブルのWebを作りました。

 アンテナの事は後で別に書きます。

船舶気象通報 – Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E8%88%B6%E6%B0%97%E8%B1%A1%E9%80%9A%E5%A0%B1

 灯台放送とは「周波数は1670.5kHz、電波型式はH3E(上側波帯:USB)SSBで受信する場合はUSBで搬送波周波数1669kHzに合わせる」で全国の灯台から決められた時間割をもとに船舶気象通報が送信されています。

 今、どこの灯台放送が送信されているかを知るためのWebを作りました。

 このようなWebは既にあるのですが長時間使用するとブロックされて使えなくなるようなので自由に長時間使えるものを作って公開しました。

灯台放送リアルタイムテーブル

https://bunshiro.love/uploads/todaihoso/

 皆さまごゆっくりお楽しみください。

 JA5FNX / 田村文史郎

続続SDRplay_SDRuno_RTLで使えなくなった。

何台かのWindows 10へ

 SDRuno 1.02をインストールして調べてみました。

 理由は追求していませんがクリーンインストール・アップグレード・ローカルログイン・マイクロソフトログイン等のOSのインストールの組み合わせ等でSDRunoから

 C:Usersユーザー名Documents

 のパスを正常に取得できていない場合があるようです。

 当然ですが取得できていない場合、ドキュメントフォルダにExtIOをインストールしても認識しない状態になるようです。
 

 そのような状態の時、別の場所へキュメントフォルダを移動させても現象は変わりませんでした。

 ただ一つ解決した方法は新たにユーザを追加して、その新しいユーザのドキュメントフォルダにExtIOをインストールしてSDRunoを実行させると言う方法でした。

 あくまでもWindows 10でドキュメントフォルダにExtIOをインストールしても認識しない時の話です。

 
JA5FNX/田村文史郎

続SDRplay_SDRuno_RTLで使えなくなった。

追加情報

 何台か調べましたがWindows 10で動くこともあるようです。

 いずれにしても今は一時的な物で次回はSDRunoのフォルダーに戻ると思われます。

 RTL等のExtIOに関して否定的ではないようなので八月のリリースで直るのではないでしょうか?

 https://www.facebook.com/groups/sdruno/

SDRplay_SDRuno_Installer_1.01以降では

 ExtI_IOが使えなくなった件の続報です。

 今日現在ダウンロード出来るのはSDRplay_SDRuno_Installer_1.02です。

 ExtIO_RTL2832.dllとlibusb-1.0.dllのインストール場所をドキュメントフォルダに変えると動作するという情報がありますがWindows 10ではインストール場所を変えても動作しないようです。

Windows 7

C:Usersユーザー名Documents

 へ ExtIO_RTL2832.dll をインストールすることによって動作するようです。

   また、libusb-1.0.dllはSDRunoのフォルダへ入れても動作しました。

Windows 10

 いろいろなところへ入れてみましたが動作しませんでした。

 ドキュメントではExtIOは使えると書いてあるようですしインストール場所はSDRunoのフォルダと書いてあるようなので禁止しているとも思えません。

 単なる気の迷いなのかもしれません。

 早く直らないかなぁ。

JA5FNX/田村文史郎