JARDに自作機等のスプリアス確認保証を聞いてみました。

世間のブログを読んでいると

 LF好きなOTが新スプリアス関連の訳わからん事を各方面に問い合わされている様子が書いてあります。

 そのお方の思いはアマチュアに新スプリアスなんてとんでもないもっと自由にやらして欲しいという願い思いだとは思いますが明らかに決まっている事項に対してあれこれ言ってもと言う気もするし同じ事も繰り返す様子を拝見するとおつむてんてんのOT何かという気になります。

 と言うことで少々気になったので自分でJARDに電話で問い合わせてみました。

 さて、

 【 スプリアス確認保証が可能な送信機 】
 
 とは

「1 JARL 登録機種又は技術基準適合証明機種で旧スプリアス規格機器のうち、別表「スプリアス確認保証可能機器リスト」に記載の送信機 ※ 保証可能機器は追加されますので、JARD ホームページ等でご確認ください。」

 と

「2 自作機等であって、自ら測定したスペアナ画面の写真を添付した機器」

 の二つの保証があるようです。

 1の保証はリストを見て自分のリグがリストにあるので認定保証してもらおうと言うことで良いのですが。

 2の自作機等が気になっていました。

 「スペアナ画面の写真を添付」と書いてあるのです。

 本来の新スプリアス移行申請の際には

  「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」

 と言うことを明記するようになっていますし、

 当然かもしれませんがJARDでの「無線機器の電波測定サービス」でも、ちゃんと「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」と明記されていますので、

 と言うことは「スペアナ画面の写真を添付」の際に使用する測定器も常識的には「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」と明記する必要があるし使用する必要もあるはずですが?

 ただ、そうなると何のための「JARDによるスプリアス確認保証」と言うことになります。

 そこで質問しました。

 「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」

 が必要なのですか?

 「測定に使用した測定器等は、較正等を受けて1年以内のものを使用しています。」は必要ありません。

 いつ誰がこの測定をしたかがはっきりしていれば問題ないと言うことのようです。

 ただ、それは、はっきりしているが細かい添付内容等はまだ確定していないと言うことでした。

 少しでも簡単に出来るようにしたいと言われていました。

 まぁ色々ありますが良い方向になっているのでは無いでしょうかね。

 お国が定めている新スプリアスの測定方法を見るとわかるのですが混変調ひずみ等は回避できるように作られているし今の時代的には結構緩い規制のような気がします。

 基本的にはリニアをつける場合にでもエキサイターが新スプリアスに適合していれば良いというのもある意味ありがたい処置と思います。

 まぁ2mFMで電波を出すと航空機の周波数に妨害を与えるとか警察/消防に妨害とかとこちらの田舎でもスプリアスによる出来事を耳にしたので綺麗な電波を出さないといけないと思います。

田村文史郎/JA5FNX
 

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