こんところ毎晩毎週FT8に狂っています。
まだ、二百局弱しかQSO出来ていなくてWでは五百局やったというレポートもあるようですがJAではまだまだという感じです。
RC1も出ているし、自分でビルドする環境もすぐ出来ると思うのですが。。。
FT8の国内QSO40m80m使用周波数
僕がどうこう書いてもどうなる物でもありませんがどこかに決めないと中々難しいのでは無いでしょうか?
雰囲気で決めるとJT65の2kHしたというのが一般的だとは思います80mは3529kHzUSBでそう問題ないと思いますが40mは7039kHzUSBと言うことになるのですがWSPRが7038.6kHzに使っているのでダメという評価もあると思います。
ダメというのは簡単なのですが中々あいているところが無いと言う印象です。
100kHUPに行けばよいでしょって声が聞こえそうですがCWを含むデジタル系はしたに固まっている方が色々なトラブルが少ないと感じます。
WSPRと共用というと30mが共用ですので全くダメだとは思っていません。
もし、7039kHzUSBを使うとすれば7039kHz + 0.8kHz~1.4kHzをWSPR用に保護
すなわち
WSPR=7040kHz~7040.2kHz
さらに上下200Hz位をガードして
7039.8kHz~7040.6kHz位をWSPR用に保護する必要があると思います。
40mのFT8国内QSO使用周波数は7039kHzとして
7039kHz + 0.8kHz~1.4kHzはWSPR用に保護帯域
現実問題として、空き周波数が無いと言うことだと思います。
+ 0.8kHz~1.4kHz をよけるくらいは出来るのでは無いでしょうか?
ところで、なぜ?JT65とFT8の周波数帯共用は出来ないのでしょう?
WSPRの舌の根も乾かぬうちになのですが・・・・・。
出来ないのではありません。
WSJTには1st.2nd.奇数odd1, 3, 5, 7, 9、偶数even0,2,4,6,8と送信時間で表現される時間割があります。
二局間で交信を行う場合、どちらの局が00秒からの送信を行うのかの取り決めです。
簡単に言えばどちらが先に出るかなのですがとある条件下では特別な意味を持ちます。
例えば僕の住んでいる八幡浜は狭い町ですので同じバンドでWSJTを楽しむ別の一局が出るとその時その時間は全く受信が出来なくなります。
これは実際問題であって3kHのSSB帯域をみんなで使っている通信ですから当然のことです。
そこでEMEの時代から使われてきている、あるルールを元に送信するのは奇数ね。偶数ね。
と言うようにルールを用いる事によって送信するときは同じ時間割で送信しましょうねと決めます。
ローカルがいくら強いと言っても、同じ時間に送信して同じ時間に受信すれば、その存在すら感じさせません。
たとえ周波数は同じでも送信の時間割が同じであればローカルがいても自由にQSOが出来ると言うことです。
しかし、JT65とFT8は一回の送信時間が違うのでたとえ奇数偶数あわせても送信と受信がぶつかると言うことです。
だから、帯域の共用はしたくないと言うことです。
ここらあたりはJoe,K1JTさんもよく言っておられます。
Development版のWSJT-Xはr7972になっています。
ずいぶん感度もよくなって-22db~-db23はよく見るようになりました。
世間の声に負けてRR73(TX4をダブルクリック)とかGRIDでコ-ルするのはなくレポートでコール(TX1をダブルクリック)サポートしたようです。
デコードメニューにAPと言うメニューが増えて感度がよくなったようです。
ログのディレクトリーに
CALL3.TXT
jtdxのcall3.txt
http://www.qrz.lt/ly3bg/JTDX/jtdx.html
と
WSJTX.EXEのディレクトリーに
cty.dat
https://www.country-files.com/contest/wsjt-x/
しかし、効果のほどはよくわかりません。
夕方のグレーラインタイム
土曜と日曜しか出られませんが80mに出ています。
6mのアンテナが無いので腹いせでしょうか?いや、昔からローバンドが好きなのです。
よい日にはW4とかともQSO出来て喜んでいます。
CWやRTTYもデジタル通信、なのに、なのに、WSJTでQSOしてどこが面白いのかという空気が飛び交っています。
特に新しい物、FT8は自動化された部分が多くあるので特に攻撃されていると思います。
でも、僕は八幡浜から50Wや100Wと超短縮のVPーDPでW4やW6とQSO出来たときの喜び感動は
6mでWACが出来た時、2mでCWのEMEが出来た時、僕がJA1LZKエビちゃんにお世話になってスケジュールを組んで挑戦して、でも、五局目にやっとQSO出来た2mTEPのVK8GBとのQSO、最近では160mでWがQSO出来て、160m~2mでWとのQSO・・・・・。
とかとか・・・・。
忘れられないQSOが一杯あるのですが今回のFT8でも同じ感動がありました。
これからもWSJT類はパワーが十倍~四十倍、大きくなった効果があるというメリットを生かして遊んでみたいと思います。
だって、出力1kW-10kWは簡単に出せますがそれの十倍~四十倍は僕には無理ですから・・・・・・・。
田村文史郎/JA5FNX