97/06/25 00:00:00 JA5FNX ja-eme@bun.dokidoki.ne.jp
PREAMPの調整 / MISC
またまた、プリアンプにこだわる八幡浜の田村です。皆さん元気ですか!さて、CQとかモービルハムにプリアンプの話題がいっぱい出ていますね。全部間違いだとは言わないですが?やや、危険です。。また!ちょいと初歩を書きます。アンテナからプリアンプまでのケーブルの長さ?アンテナからプリアンプまでのケーブルの長さを何センチにしなさいとか?何センチが良いとか何分の何ラムダがよいとか・・・書いてありますが?アンテナのインピーダンス(安易な言い方ですが・・)をそのまま、導きたい場合、1/2ラムダの1・2・3・4・5・・・・倍にすると言うのはわからないでもないですが・・・・・・・・しかし、そう簡単ではありません。もし、アンテナが純抵抗と同じならば、ケーブルの長さをあわせることは、意味がありませんし。。。。純抵抗じゃ無いから、ケーブル長を気にしてるわけですから・・・・条件によりますが・・・アンテナが一定の50オーム純抵抗じゃ無い以上、ケーブル長や短縮率を調べてみた所で何をやっているかわからない状態になります。要するにケーブルを何センチにしたから、何オーム+-何とかjになるわけではないということです。一般的な方法としては、NFメーターにつながったノイズソースをプリアンプの入力につなぎNFを最小に調整を行い。もしやれれば、それを、アンテナマストに取り付けた状態で、ノイズを受け、CとLを再調整して仕上げを行うのですがアンテナによっては、ノイズソースの状態とはとんでもなくずれる可能性もあります。また、それで出来た調整が正しいかどうかを調べる方法はサンノイズ/コールドスカイの比で行うのが一般的ですが、AGCとか、測定レベル・太陽活動によって、測定結果に誤差が生じますので注意が必要です。今行った方法は信号源インピーダンスを固定してプリアンプを補正したわけですが・・・・・逆に見かけ上のアンテナインピーダンス?を変化させて、プリアンプのNF最小点に調整することも出来るでしょう。その方法としては、アンテナからプリアンプまでのケーブルの長さを1千分の一ラムダ位ずつ長さを変えて調整?/長さが伸縮する同軸ケーブルを使う?/部分的なインピーダンスが変わる同軸?スラグ?を使う、それらを使って調整を行うことは出来るでしょう、挿入ロスが気になりますが・・・・・いずれにしても、アンテナにマウントした状態でやらないと意味が無いですので測定誤差が出たり気が遠くなるほどの時間がかかる感じです。本来は、リモコンでプリアンプのLCを操作できれば良いのですが・・・・出来そうで出来無いですね。。。。さて、うまく出来るか出来ないかは別にして本来は、アンテナ自体を低SWRに調整をして、1/2ラムダの1・2・3・4・5・・・・倍のケーブルで、安定度の良いプリアンプにつなぎ、そして、できれば・・・・プリアンプのLCを少し再調整くらいで仕上げたいですねアンテナからプリアンプまでのケーブルの長さを何何センチにしたらうまくいくと言うことは絶対にありません。安定度の良いプリアンプとは?安定度も色々ありますが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕の独断と偏見ですが・・・安定度の良いプリアンプとは、NFメーターで測定中にふたの開け閉めでNFが変化しない/トリマー等の調整をする再に右回り、左回り対称であること/入出力ケーブルの長さが少し変化しても、NFやゲインが大きく変化しないこと/プリアンプのケースを手で触ってもNFやゲインが大きく変化しないこと等です。最後に!最近、自分の設備のスペックが把握できていない。局が多い感じがします。聞こえない!!聞こえない!!こんな場合!アンテナが小さいから聞こえない?プリアンプまでの線でロスしてる?プリアンプのNFが悪い?プリアンプから受信機まででロスしてた?もっと!多いのは本人の耳の鍛え方がたらなかった?てなぐあいです。ではまた。
97/05/07 00:00:00 JA5FNX ja-eme@bun.dokidoki.ne.jp
HEMT PREAMP / MISC
八幡浜の田村です。みなさんこんにちは!新しい石でプリアンプを作っておられるようですね。FBです。僕も、プリアンプをごぞごぞとした結果をまとめないといけないなーと思いつつまとめていません。。10GHzでFBな石HEMTをローバンドで使うときに僕がやっていることを少し書きます。ドレイン・ソース間電圧 0.7V~1.2V位 !?10GHzの動作例を規格表などで見ると3Vあたりが多いでしょうか?しかし、430MHzとか1200MHzで、動作例通りの電圧をかけると、なぜか?失敗します。低い周波数で規定通りの電圧では、利得が大きくなり発振しやすいというのは、わからないでもないですが・・・・電圧を下げて、ゲインを下げてといっても、20dbくらいは取れます。430MHz・・・1200MHzの一段アンプでの利得何db利得があるか?も面白いテーマです。僕の感じでは、通常のプリアンプケース?(パッケージ)(マキ)の場合そして、負荷条件をあまり気にしないで使えるのは、20db以下ではないでしょうか?ゲインを上げようと思えばいくらでもあがります。しかし、、、、安定度が・・・・・・・・・・・・・・・・・また、20dbの単体アンプをアイソレータを通して二段にした場合には40db取れる可能性?は高いですが、同じ構造のケースに20dbのアンプを二段に組んでゲインが40dbでて、安定に動くかどうかはわかりません。そのデザインで、そのケースで、何db出るかがほぼ決まっており、単純にケースを伸ばして、二段にしても安定には働かないということです。マッチング?通常プリアンプは、NFマッチングをとるのがあたりまえかも知れませんNFを重視するのであればそうでしょう。。しかし、高い周波数で利得のある石を低い周波数で使用する場合、入力側は、NFマッチングを行って出力側はパワーマッチングを行ったほうが安定度・NFの兼ね合いで良いと思います。パワーマッチングといっても、広い帯域でピーク・ディップの少ない・同調回路・・・で。。つなぐ感じです・・・・できない!ロスがありますが・・・・ドレインの負荷に100~200の抵抗ダイレクトと言うのも良くやります。。。安定です。。。。 抵抗の外へ線を巻いてRFCにしたら話が難しくなります。。。。HEMTはFMAXが高いので、RFCがわりの抵抗のリードも長くしてはいけません。。。変な周波数でどかどか。。。。発振します。。。。自己発振かパラスティックかわかりませんが・・・スペアナがあると楽ですね。。。。本来、マッチングとフィルタは分けて考えるものですが。。なかなかそうも行きません。。各ドレインの負荷は、純抵抗でターミネーションして、同調回路3段で作った1200MHzのプリアンプをLUZが使っていますが・・・再現性が高いものです。。FMAXの高いHEMTのドレイン負荷を同調回路にすると、色々なことが起こります。一段アンプの場合は、ドレイン負荷の同調回路の後に純抵抗らしきケーブルをとおっていきますので、まだ楽ですが。。。。。通常の二段アンプの場合は、ドレイン負荷の同調回路の後へ又同調回路がきて、ゲートに入って、それをNFマッチさせようとするので一段と安定度が悪くなります。通常の二段アンプは調整が難しいというわれるのはそこにあると思います。やたらに、NFの話ではなくて、安定度・発振の話をしました。それは、安定度が良くないとアンテナにマウントしたときの安定した良いNFは得られないと思っています。できれば、最低限・・・・ふたの開け閉めとか、コネクタの操作などでブジュブジュとかピュピュとか言わないようにしたいです。贅沢言えば、、アンテナ入力開放とかでも!!またまた。ぱんぱなぶんをかきました。。ではまた。
1295MHz Quadrate Hybrid
97/04/26 00:00:00 JA5FNX ja-eme@bun.dokidoki.ne.jp
クワドラチャー ハイブリッド
今日は!八幡浜の田村です。今月号のモービルハムを読んでいたら、
JH3EAOさんが、コンバイナー色々を書いておられました。クワドラーチャーは、
どう動作しているの?という疑問が以前からあったので、
(パターンから逆算して太いラインが35オームくらいなのは知っていたのですが)
ちょっと、考えてみました。夜中の2時の話です。とりあえず、合成器で説明
します。
In Port1 50ohm 入力1
In Port2 50ohm 入力2
Out Port 50ohm 入力1と入力2の合成出力
Insulation resistor 50ohm アンバランスを吸収する抵抗
Line1 (35.4ohm) 1/4λ(ラムダ) 100ohm 対 25ohm の
Qマッチセクション&90度位相シフター
Line2 (35.4ohm) 1/4λ(ラムダ) 100ohm 対 25ohmの
Qマッチセクション&90度位相シフター
Line3 (50ohm) 1/4λ(ラムダ) 50ohm 対 50ohm 90度位相シフター
Line4 (50ohm) 1/4λ(ラムダ) 50ohm 対 50ohm 90度位相シフター
(A点)
|
In Port1 50ohm | Line1 (35.4ohm) Out Port 50ohm
———————–|———————-|———-
0度 L| |L
i| |i
n| |n
e| |e
3| |4
| |
5| |5
0| |0
o| |o
h| |h
+90度 m| |m
———————–|———————-|———-
In Port2 50ohm Line2 (35.4ohm) |Insulation
|resistor 50ohm
それでは、合成に必要なラインだけにしてみましょう
(A点)
|
In Port1 50ohm | Line1 (35.4ohm) Out Port 50ohm
———————–|———————-|———-
0度 L|
i|
n|
e|
3|
|
5|
0|
o|
h|
+90度 m|
———————–|
In Port2 50ohm
電力の合成
In Port1から、入力された、位相0度の電力を(A点)に供給します。In Port2
から、入力された位相+90度の電力をLine3で位相を90度遅らし(A点)に
供給します。Line3によって(A点)には、電力合成に適した位相になって電力が
供給されるわけです。その時点で(A点)の電力は、二つのポートの電力を足した
ものになり電力合成が行われます。しかし、電力は二倍になりますがインピーダ
ンスは、二分の一の25オームになり50オームにはなりません。そこで、Line1の
登場です。(A点)から、Line1を使って、25オームから50オームに変換し
Out Portに接続します。もちろん、Line1を通過することによって90度位相が
遅れますが(電力の合成)と言う意味ではこのずれは意味をなしません。
しかし、アイソレーションを考えた場合は非常に大切なものです。
アイソレーション抵抗
In Port1から、入力された、位相0度の電力をLine1とLine4で位相を180度
ずらしたものを(アイソレーション抵抗の点)に供給します。In Port2から、入力
された位相+90度の電力をLine2で位相を90度遅らし(アイソレーション抵抗
の点)に供給します。結果的にアイソレーション抵抗の点には、In Port2からの
0度とIn Port1からの-180度が加わります。位相と電力がIn Port1/In Port2
同じ場合は+-打ち消されて、(アイソレーション抵抗の点)には、電力が生じません。
In Port1とIn Port2のアイソレーション
In Port1とIn Port2は、それぞれに対して、-90度、位相がずれた電力と
-270度、位相がずれた、180度位相がずれた逆の電力が
(In Port1-->In Port2)(In Port2-->In Port1)へ加わっていて、
+-打ち消されています。
CS TV Recver By Modify BS Tuner
94/09/30 19:45:49 JA5FNX/Hello!! BBS 0894-24-5200
BS機材をベースにCS受信を考える-1
皆さん今日は!八幡浜の田村です。CS!XMCがCSと言うことなので、少し書いてみます。僕は仕事の関係でCSの有料も見れます。けっして、お金持ちではありません。!!(正規な方法で見ている人はお金持ち!?)でも昔作った機械は今でも健在です。僕のやったやり方で追試した記事がHello!!にもJA5NCDさんが改造記事を書いています。 ボード( 6 78 92/05/06 20:22:49 JA5NCD CS放送を見てみませんか?)今回はXMCさん用に中身が勉強になる書き方で書いてみます。宜しくお願いします。本当にたのしいよ!皆さんもお勉強下さい。!!初めてのCS受信! いまから6-7年前の出来事です。危ない放送(通信)見たさ!?いやいや10GHzの雰囲気を覚えるために始めました。この実験はかなり為になりました。マイクロウエーブの勉強になったし、ストリップラインの勉強にもなりました。そのときに、某6エリアのマイクロウエーブ関連のOMに色々聞いたらハッキリしない返事が帰ってきてそんなもんかなーと思っていて、自分でいろんな本や実験をしてみたらヤッパシと言う感じで出来ました。マイクロでFM-TV何かやっているOMは昔からの本を写して作っているだけで自分で考えたわけではなかったようです。OMの言うことは考えて信用すること。でもOMはえらいけどね。!!初めての時チラリとBS以外の放送が映った時は感動しました。最初は本当に手探りでしたからJA5EXUと言う友達と加工をしたのですが、本当にうれしかったです。
僕が勉強に使った機材!
NECの二台目BSチューナープリセット式(ボリュームが一杯並んでいる)
NECの二台目アンテナポータブル固定式の45センチ誘電体にビス付の物
テスター
テレビ!!
こんな機材でCSを見るなんて大変だと思いますね。そうなんです。大変です。!!しかし、やれば出来る物でなんでもチャレンジですね。それから、壊れることを恐れては何もできませんね。僕もコンバーター何か2台も3台も有るわけではないので、壊さないようにしましたが!?やることは大胆にしかし、丁寧にと言うことでしょうか?!加工の前に!
CS・BSの周波数区分の把握
CS・BSの周波数区分とCS・BSコンバーターの局発とBSチューナーの受信周波数の関係の把握
無改造のCS・BS機材の周波数構成の把握
自分の持っている機材の周波数構成の把握
スクランブルがかかっていない放送の周波数を把握
要するにBSはここにいるから、BSコンバーターの局発をここらにあわせて、BSチューナーをここにあわせると受信できそうとかを頭の中で考えること。基本的には27MHzの機械を29MHzに改造するのと同じです。とにかく周波数スペクトラムをマスターする事です。資料はアンテナメーカーYAGI・DX・マスプロ等のアンテナカタログそれから、ジャーナル・ラジオライフ・アクションバンドで資料は揃うでしょう。アンテナメーカーの資料が困難な時はJA6WGEさんにお願いしたらと思いますが?(ねぇーWGEさん!)まともなCS・BS機材のプロですから。
自分の持っている機材の機械的構造の把握
LNBの安全な分解の仕方
何処にアンテナラジエーターが有るのか?
BSはなぜ円偏波なのか?それはどういう構造で出来ているのか?
何処に局発が有るのか?
局発の周波数を変えるのはどうすればよいのか?
どこがBS帯に同調しているのか?
チューナー
安全な分解の仕方
どの部分で受信周波数が可変しているのか?
どこを修正すると周波数をシフト出来そうか?
BSチューナーは(高周波回路以外)回路図が公開されているので周波数コントロール等は回路図で分かります。そこら当たりの把握
LNB・チューナーの周波数をどれくらいシフトさせるとCSが受信できるかを考える。
BSとCS放送の周波数を比較すればシフト率はすぐ分かります。しかし、最初は最低シフト率を考えます。それはLNB・チューナーへの改造ダメージを最小限にしたいためです。たとえば、300MHzさせたい場合、LNB・チューナーで150MHzづつ分担してシフトする事も出来ますし、LNBだけで可能かもしれません。簡単に出来る方からシフトさせて、残りはもう一方でシフトさせます。一般的にパーセントで考えるとLNBでシフトさせる方が簡単ですね。残りはチューナーでシフトさせます。とりあえず、ここまでにしておきます。つかれました。XMCさんから、質問がくると思いますので回答と一緒に続きを書きます。
94/10/07 17:53:05 JA5FNX/Hello!! BBS 0894-24-5200
BS機材をベースにCS受信を考える-2
皆さん今日は、八幡浜の田村です。XMCさんも頑張っているようで話によると少し映ったと言う事で良いですね。映ったと言う事でやめたらダメだよ!研究しないとね さて、続きを書いてみたいと思います。BSアンテナの改造! BS->CS BSアンテナを分解すると、お皿そしてホーンの部分とコンバーターに分かれます お皿はそのままで使えますので、問題はホーンの部分とコンバーターになります。ホーン!! 円編波->直線偏波 BSの状態では、円編波の電波を受けるようになっていますので直線偏波のCSを受信するためにはホーンを改造する必要があります。BSのパラボラアンテナにはラジエーターが1/4ホイップ(直線)の物とヘリカル(円)の物があり1/4ホイップ(直線)のラジエーターが付いている物のはホーンと一体になっている導波管の真ん中位のところにテフロン等の誘電体の偏向板が入っています。この偏向板は1/4ホイップにたいして45度の角度で立っている板です。(ホーンの入り口にいるポリウレタンや金属片では有りません。もちろんこれも除けます。)この偏向板によって円偏波にしているわけです。
偏向板の外し方!
偏向板はホーンと導波管フランジとの中間かホーンに近い方に付いていますので、外しにくいところにあります。ホーンの先のキャップのリング部分がネジになっている場合が多いのでパイプレンチもどきで回すとキャップが外れます。キャップが外せると以外と簡単に偏向板を外せます。ラジオペンチ(ノズルプライヤー)で引っ張って(回す)と簡単に外れると思います。導波管の中の入らない物をすべて除けて覗くと向こうが見えるように外します。(雨避けの板(ふた)は必要ですょ)以上でホーンの改造は終わりです。
LNB局発のシフト!(誘電体発振器)
一般的にLNBの局発には誘電体発振器(モジュール)が使われています。2SK571のフィードバックループの中に誘電体が立っていると言う簡単な構造になっています。誘電体発振器(モジュール)によっては、周波数補正用のビスが付いています。ビスの無い物はモジュールの箱に穴を開けて調整ビスを取り付けます。ビスの位置を確認するためにモジュールの箱を開ける必要が有るでしょう。僕が見た物は村田の物が多いのですがモジュールも熱して外れたもは一個でした。(571も溶けて外れました。)だからモジュールのケース周囲を鋸で切るのが一番良いようです。ネジは一般のネジの場合(鉄)誘電体に近づけると周波数が高くなり、遠ざけると低くなります。(非磁性体のビスの場合は逆になるかな?!)ビスをちかづけて行くと周波数はドンドン高くなってそして発振停止を起こします。(異物が近づいてQが低くなるからかな?)発振強度もだんだん下がりますから!そこそこの所へセットして下さい。BS->CSのシフトの場合周波数の上げすぎは絶対ないでしょうからぎりぎりまでずらしてください。(きっと!上げたらないでしょう?!)本気でやる場合はダイヤモンド刃付きのリューターで誘電体を削ります。削ると周波数は高くなります。削る場合は誘電体をモジュールから外して(接着剤)削って再度接着剤で元の場所へ固定します。
誘電体発振器の周波数の確認!
一般的に測定器がないと思われますので、少しずつ補正していきBS11チャンネルでも受信しておきその放送が9・7・5・3・1とずれるのを確認したら安心して修正が出来ます。BS11で受かる物がBS9で受かったら局発が2チャンネル分高くなったと言う事です。もう少し改造したいのですが早くCSの画を見たいのでLNB改造は一時休憩します。
BSチューナーの改造!
BSチューナーの受信範囲は950MHz-1350MHz位でしょうか?LNBの局発が11.3GHzの物(CS用!)だとそのままで受かります。しかし、ここではBSのLNBを改造している分けですから周波数シフトの60%以上をLNBで残りをチューナの局発を改造してシフトします。1100MHz-1600MHz位にシフトすると楽になります。シフトと同時に連続受信にしなければなりません。CSとBSはチャンネルセパレーションが異なりますので連続受信にした方が簡単です。
BSチューナー連続受信
BSチューナーのRFユニットにはTUと言う端子があります。TUと言う端子はPLLらしき物の比較器の出力がつながるところで、VCOの周波数制御端子と同じところです。ですから、RF・OSCのバリキャップに抵抗で直流的につながっています。要するにこの電圧を変化させるとバリキャップにかかる電圧が変わると言う端子を見つけるか!?作るという事です。そのTU端子の電圧を単にボリュームで分圧して0-15V位をかけてやると連続受信が出来ます。JH5AKHのアイディアでヘッドホーンのボリュームをそのボリュームに使うと簡単に出来ます。BSチューナー局発のシフト(安易な方法!)通常TUの端子には最高受信周波数時12-15Vの電圧がかかっていると思います。要するに電圧を高くすると周波数が上がると言う事です。少し手荒な方法ですがTUに最高受信周波数時に25-30Vかけます。一般ダイオードの場合逆耐が20Vと言うのは少なく40-50位は有りますからほとんど大丈夫でしょう!?万が一の事を考えてTU端子に直列に抵抗を入れておきましょうか?バリキャップは電圧制御素子ですから10K位の適当な抵抗を入れておいて下さい。もし逆耐を越えた場合抵抗により電圧が落ちてバリキャップを守ってくれるでしょう。僕は40V位かけている機械がありますが正常に動作しています。 今までの改造はLNB・チューナーともに安易な方法です。しかし、運が良いとかなり沢山のCS電波を受けることが出来るでしょう!運が悪い場合は一・二局しか受からないと言う事が起きるかもしれません!!しかし、まだあきらめたらいけません 次の方法を考えましょう!!次の記事を楽しみにしておいて下さい。
50MHz TVI/AMPI and High Technology Ferrite Core
今日は、八幡浜の田村です。 Hi!! 久留米の池田さんがいっぱい書いてくれているのに黙って読んでいるだけではなにか・・・・と思ってハイテクコアの話を書きます。 私は、JA5FNXと言うアマチュア無線局を開局しております。 主に50MHzにQRVしており、いつもJA6IMJ OM^2 や JE1BMJ OMにいじめられております。 ちなみにOM^2/OMのさは、ただとしのさだけです。!!!!!!! 当局の実行輻射電力は、約5キロワットです。 たぶん.............特にスーパーローカルとQSOする以外はだいたい同じパワーでQRVしております。 不心得物だとは思いますが、ワッチしながらCDを聞いたりTVを見たりいろんなバンドを聞いたりのながら族が好きな人間なのであります。(QSOに入ったら真剣!) で、突然DXの入感おもわずPTTを握りしめパイルアップ...しかし、家の中いっぱいジャパーン・アメリカ・ファイブと鳴り響くのであります。。。。。。。。。。 TV/CD/TAPE ならまだしも28.885MHzの受信機からも変な音が聞こえるのであります。 こんな事では、いまの情報DX戦線に勝てない!!(本当はそんなにDXしていないのです。)だけど、電波を出したら回りの器械から音が出るなんて気になりますよねそこでCQ誌の宣伝をさがしたりEMI/EMCの記事を読んだりしました、そこでだまされたのがスナップインチョーク(名前合っているかなー)であります。 障害を止める機器がある程度の台数があるから20-30はいるかなーとJH5MXBくんが秋葉原に行くついでに買ってきてもらったのです。 しかし、このコア、ミューが低いのかちっとも効かない何個か入れて少し効く感じでした、あんなに宣伝しているコアがこんな物かよーと思い、一台のTVに15個位つかって対策を終わりました。 完全ではない..... しかし、残念ながらTAPE/CDラジカセには全然効果が有りませんでした、かなり重傷でしたから無理もないかもしれませんが......スピーカーケーブルがリグの後ろでたわむれていたりして......................... そこで、もう一度コアさがし、TDK/TOKINのデータシートを見たらなかなか効きそうなコアが有るではないか?しかし、何処で手にはいるのかなーー広島・大阪に行くとTDKの代理店が有るらしいのに.都会はいいなと思いつつTDKのオーディオ・テープ関係のカタログを見ていたら、TDKのデータシートにのっていたような格好をした物が出ていました。 TDKのCDノイズフィルターと言う物です。 少し高いけどだまされたと思って、大を2個、中を4個 電気屋さんに注文しました、一週間位で手元に届きました。 手元に届いていちばん最初にやっつけたのは、TVIではなくてパソコンノイズが28.885Mhzに入るの止めてみようと思い、挑戦しました。 挑戦したと言ってもディスプレイの電源と信号線を大のコアに2回位巻いてパチャとはさむだけです。 簡単そのものなんかウソみたいと言った感じです。 ひょっとしたらこのコアは効果があるかもしれないと思いました。 かなりの期待をもって、ビクターの最新ミニミニコンポにコアをつけました、なんとなんとすごい効果ビックリしたと言うのが本音です。 それでは、ミニミニコンポを材料にして、テストをしてみました。
ミニミニコンポから出ている線は
1.スピーカーの線
2.電源の線
3.短いけどフェライトバーアンテナに行っている奴 短いフェライトが後ろで回る奴
4.ものによっては、上下のユニットをつないでる線
5.外部機器につながっている線
注意点
1.ミニミニコンポ本体ぎりぎり位置にコアを着ける
2.コアから本体までの線を0にちかずける 1.と同じ意味 !!
2.必ずしも一本の線に一個のコアがいるとは限らない
3.大きなコアの方が効果が大きい
4.周波数が低いほど大きなコアが効く 当然!!
5.コアに線を巻く場合多く巻けば良いと言う物ではない、最良の回数がある2-10位
6.スペースに合ったコアを選べ、無理して大きいコアを使う必要はない 障害が止まれば良い
7.最後にコアの通っていない線を探してコアを通す。 必ず止まるまで全部にいれる
上の注意点を良くまもって頂くと障害の80%はかなり軽減すると思います。100%と言いきれないのが残念ですがでもすごい威力です。 障害も色々あるから!!! TVIも上とほとんど同じ対策で軽減できますが、TVIの場合はテレビのブースターと密接な関係がありますからパート2で書いてみます。ブースターが無い場合は、ミニミニコンポとほぼ同じです。
さて、一度効いたら色々な実験をしておきましょう、TOKIN/TDKはどっちがよいか・・・・・・などです。
こちらの実験では、ほとんど同じ効き具合でした。 ただし、今までのような実験での話です。 しかし、外国製のスナップインチョークは全然効果がないあれはいったい 何に使う物でしょうか??このウソつき!!無線機から無線機へ障害がある場合は、受信アンテナを確認し受信アンテナの同軸ケーブル/キーの線/スピーカーの線 ミニミニコンポと同じように対策します。 そのた色々な障害を軽減できますから、色々トライして下さい。
